2022/3/12-2022/3/13

まんぼう明け

金曜は仕事終わりで久しぶりに迷い家へ。夕方の浅い時間でも店内は程々賑わっており、カウンターに座り、チビチビあまり呑めない酒を呑む。チビチビやっていると、ガラガラと引き戸を開けて、いっきさん登場。隣に座ってもらって諸々話をする。

久しぶりの…

迷い家の二人もいっきさんも来週の田舎者にヌイルとスピーカーで出演いただくので、この日に会えてよかった。いっきさんと、とりとめもない話をしながら過ごす。良い良い。途中お酒をお代わりして、煙草を吸いに外へ行こうと思ったら千鳥足。これはいかん。と煙草を吸ったタイミングで精算。精算したタイミングでひさしさんが登場。座っていたいっきさんの隣の席をひさしさんにお渡しして帰宅。

スライディング睡眠

家に帰ると、布団が敷いてあったのでそのままスライディングのように潜り込み、スライディング睡眠。恐らく22時前である。土曜の朝は前日のスライディング睡眠&アルコール摂取が効いたのか5時前に起床。こうなるともう老人をも追い越した早起きでは?と考えながらしょんべん。アルコールを呑んだ後の朝のしょんべんは独特な匂いがするなぁ。と便所で考えながら、しょんべんを済ます。

朝、それは珈琲。

そして珈琲を入れる。最近買ったインスタントのほうは粉っぽいけど、ミルク入れると美味いよね。と家人が言っていたのだけれども、その通りだな。と思う。豆の珈琲は家人が起きたら淹れてくれるので、それまではインスタントを飲む。6時過ぎ頃に家人が「うあぁー」と変な前髪と共に起床し、普通の薬缶にお湯を沸かし、沸いた湯を先のほっそい薬缶に移して珈琲フィルターに入れた挽いた豆の上にちょろちょろと湯を垂らしていた。その珈琲を飲みながら、かりそめ天国か何かの録画番組を視聴。

山の小春日和に併せて

7時半過ぎ頃にバタバタと着替えと「今日は暑くなるらしい。」「じゃ、Tシャツか?」「いや、Tシャツは流石に早い」などの議論をしながら準備を整え、チャリで横川駅へ。7時58分の電車に乗って宮島口へ。本日はバンド仲間と登る宮島弥山ツアーである。宮島口の駅を降りて、近くのお土産物屋みたいなコンビニで飲み物とパンを購入。集合場所のフェリー乗り場近くの喫煙スポットを目指す。

痩せた迫兄、泣いた赤鬼

コンビニを出たところでにーくんと痩せた迫兄と遭遇。迫兄は前に会った時より30キロ瘦せていた。米を喰わない糖質制限で痩せたらしい。あの面白くパンパンに膨れ上がっていた尻と太ももがシュッとしていた。ただ痩せても顔は変わっておらず、ついつい被写体にしたくなるその愛くるしさと狂気を孕んだその表情は変わっていなかった。

山の痩せた迫兄

ガラス玉のような眼

迫兄はうちの家人と同郷で尚且つ非常に正直な性格をしている。「人の葬式ってみんな一様に神妙にしてて、そこはかとない面白さがあって笑いそうになりません?」と蛭子さんと同じようなことを言う。それが迫兄である。そんな迫兄が痩せている。

登山家にーくん

集合場所に行くと、リーダーのS角先生、おっくんは到着していた。ひとつ前の電車で来たらしい。集合場所に合流し、一服。にーくんの装備が登山家風になっていることに気づき、聞いてみると、嫁のお父さんが登山が趣味でいろいろくれたり、貸してくれたりしたとのこと。結構登山が趣味の人っているんだなぁ。と思いながら、宮島へ。

島へ

すぐ出る船に乗ろうとしたら、S角先生たち現金購入組が遅いほうの船の乗船券を買っていたので、5分遅れの船に乗って出発。宮島行の船はそこそこに満席でマンボウが明けたことを実感する。おそらく岩国からだろうけど、海外の方の姿もちらほら。宮島に降り立つと、宮島の喫煙所で一服。

登山開始!dead end!

その後、登山開始。おっくんを先頭にS角先生、自分、迫兄、にーくんの順で登り始める。前に登った時に「dead end(=死、そしておしまい)」と書いてある看板を見つけていたので、迫兄にこれから登る山の途中に「dead end(=死、そしておしまい)」って書いてある看板があるよ。と教えてあげたら、「deadでendっすか。ええすね。」と言っていた。

迫兄の体力

迫兄が体重が減ったせいで身が軽く、はじめての登山の割に全く息を切らすこともない。まさかこんな登山スペックが迫兄にあったなんてと思いながら進む。にーくんはちゃんと疲れていて、自分も疲れていたのでなんだろう。しんどさを共有できる心の友を見つけた感じであった。あとの3人は全く疲れていない足取りで今回も予定の200%のスピードでグングンに山を登る。この日は暑かったので途中でTシャツ1枚で登山。

ふう、到着。

弥山に到着し、一息つくと次はdead endを目指して駒ヶ林へ。岩山の山頂に向かう途中でdead endを発見し、迫兄は嬉しそうに写真を撮影していた。駒ヶ林で昼飯を食す。

撮影風景

おっくん、サプライズ。

おっくんが様々なサプライズを用意しており、皆が喜んでいた。今回はにーくんもいろんなグッズを忍ばせており楽しかったな。飯を食い、ウダウダしていると「この岩肌は…」と思い立ち、ロッククライミング調の写真が撮れると踏んで撮影開始。結果、良い感じの写真が撮れた。ひとしきり楽しんだ後、駒ヶ林を下山。

駒ヶ林からの風景

ゲリラレディオ!あおぅ!

そういえばおっくんが熊除けという名のハンディスピーカーを持ってきており、Bluetoothで音楽を再生してくれた。駒ヶ林の下山一歩目でレイジアゲインストザ・マシーンのゲリラレディオが流れた。見事なシュールさに一同笑いがこぼれる。何か試合が始まるのかと思ったよね。その後は山を一山スルーして下山。

気持ちの良い山頂にて

大岩とにーくんのにー(膝)

途中で迫兄は「大きい岩を見ると、興奮しますね。」と思わぬ性癖を伝えてくれ、にーくんは「膝が…ちょっと痛い」と体調の不良を伝えてくれた。駒ヶ林の山頂でにーくんが「クラフトビール」という単語を発して以来、S角先生は「下山したらビール」という呪文に囚われていらっしゃるご様子だったので、とりあえず呑めるところを探した。結果、宮島の商店街みたいなとこの中頃にあったクラフトビール屋で650円のビールをそれぞれ注文し呑んだ。疲れているせいなのか、

クラフトビール

酒!風呂!

酒が吞めるようになったのか美味かったな。ビールの吞んだ後は風呂へ。と思っていたのだけれども、風呂は15時からで現在の時刻は14時過ぎ。最初の宮島の喫煙所に戻り、2服くらいして風呂に移動。風呂に移動する前ににーくんがしまうまベーカリーみたいなパン屋の看板を指さし、「ここ、前に泊まろうと思って予約したんですけど、コロナでキャンセルしたんですよね。」といい、「罪滅ぼしじゃないですけど、パン買ってきます。」とパンを買って食っていた。

島(しま)旨(うま)

S角先生は早風呂

そして風呂。前にも来たことがあったのだけれども、今回は露天にも入り、サウナにも十分入り、1時間半くらい満喫していた。S角先生は風呂にかける時間は勿体ない。という派閥なので、15分くらいで風呂から出て酒を喰らっておられた。全員風呂から出て一服したあとに船に乗り、本土へ。

風呂に入る前

かみちょう

そこから横川に電車で戻ったあと、にーくんは用事で帰宅、迫兄は練習とのことで、おっくんとS角先生と3人でかみちょうという飲み屋へ。かみちょうはS角先生のタワーの後輩、自分は「導火線と意見」というイベントしていたときのスタッフという関係で要は知り合いの店に飲みに行ったという感じだ。S角先生がメニューにないのに、「米が食べたい」とのたまい、米を炊いてもらったりしていた。

じゃ

久しぶりにあったスタッフは変わらず元気そうで何より。「飲食初めて10キロ太りました。あと飲食もらえる金が多いっすね。」と言っていた。22時頃まで楽しんだあと、帰宅。S角先生とおっくんはかみちょうの後輩を連れ、練習終わりの迫兄とも合流し、またどこかへ行ったそうだ。

チャリを探して三千里

日曜、目が覚めたあと、家人と探偵ナイトスクープを観たりしていたら、おっくんが「チャリがない」と朝から街中を歩きながらチャリを探していた。どうやら昨日の夜はタクシーで帰ったらしいのだが、チャリを何処に停めたのかは覚えていないらしい。結果、夕方18時ごろサンモール付近でチャリを発見していた。執念の捜査だな。おっくんは警官に向いているのかもしれない。とか思っていた。

発見、オケラ2号

夕方過ぎにSNSを見てたら、静岡でお世話になったオケラさんが広島にいるとのことで連絡を取ってみた。うまいこと繋がり、珍味で飯を食いながら2時間くらいオケラさんとオケラさんの親会社の社長さんと話す。いろいろ話せて楽しい。最終的に社長さんが奢ってくれた。ありがたい。ありがたい。

おでこに「ちんこ」

帰宅後、布団の中でゴロゴロしていた家人のおでこを撫でて、その広いおでこに指文字で「ちんこ」と何度も書いて遊んでいたら、「いってぇ。バカ」とどうやらおでこの端にある吹き出物に触れたらしく烈火の如く怒っていた。その後、家人は知らぬ間に寝ていたので、その横で「魔女は甦る」という小説を読みながら就寝。