022/5/28-2022/5/29

僕は酒があまり強くないのだが、割に呑むのは好きなほうである。
今週末、久方ぶりに酩酊状態になるほど酒を呑み、打ち上げにも出られなくて残念だったな。と思っていたら、月曜の朝にこんなニュースが流れてきた。

「食道がんのリスクが酒飲んで顔が赤くなる奴はリスク高。更に酒飲んで顔が赤くなる奴が酩酊したら、酒飲める奴の89倍くらいヤバい。という研究結果発表!」

このニュース、木曜に流しとけよ。
と我儘なおっさんは思うわけではあるが、おっさんに併せてニュースが流れるほど、ニュースも暇ではないことをここまで生きてきたら知っている。さ、今週の日記です。

金曜は夕方から麻雀の会。「うちの祖父の家に自動麻雀卓がありますよ。」この一言から本日の麻雀大会の開催が決定。
面子はプロ雀士の資格を持ってるシステムエンジニアS、育った環境的にキツイ勝負をかなり乗り越えてきているであろう元パチプロK、祖父の家に自動麻雀卓があるというだけで強制参加H、そして自分である。SとKは会社員として働いているもののバックボーンにグレーゾーン感が満載である。退社後、S、H、Kとローソンで合流し、まずは腹ごなしでラーメンを喰いに西区の紺屋へ。久しぶりに喰う紺屋のラーメンはみんな塩ラーメンを喰う中、担々麵を喰った。山椒が効いた担々麵で美味かった。
その後、会場の近くにポプラがあるので、そこで飲み物とかを買おう!と意見を合わせ出発。府中町に向かう。
会場近くに着き、ポプラを探すもポプラがない。
「あれ、あれ?」という言葉が車内を交錯する。見過ごしたのかとUターンし、ポプラを探すとポプラがあったのであろう場所にクレーン車などの大型車両がたくさん止まっていた。
ポプラはなくなっていた。そしてポプラは右という表示のみが残っていた。
その表示を見ながら「ほら、ここポプラあったんですよ。」と車中で会話をしていた。しょうがないので、近くのスパークで買い物。飲料や菓子などを購入。好きなものを入れていたら2000円くらいの金額であった。
ラインナップに煎餅、濡れ煎餅が入っているあたり、メンバーみんな着実に年を取っているな。と思った。

会場のHの祖父宅に到着。
手入れの行き届いたお宅であった。Airbnb出したら一泊20000くらい取れそうな立派な木造建築である。
玄関入ってすぐ左の畳の間にそれは堂々と鎮座していた。
全自動麻雀卓。
プロ雀士Sが「これ、牌がデカいすね」と言っていた。
何かのTVで全自動麻雀卓というのは2セットの牌を使ってひと組目でプレイをしてる間にふた組目は
機械が積んでいるという話を知っていたので、「おぉ」と思いながらプレイ開始。初めて空いた穴に牌を流し込んだら、すぐに積まれた牌が出てきた。なんか感動である。
そしてプレイ。プレイ中、機械が牌を積んでくれるわけだが思ってるより音がデカい。ま、麻雀に集中しはじめたら気にならないんだけどね。
字牌が5枚くらい端に溜まってるとやる気が起きず、音が気になるよね。
で、久しぶりに麻雀を楽しんだわけだが、結果、プロ雀士SとグレーゾーンKに捻り上げられ、家主Hと共に敗北を喫した。
深夜1時半ごろ車で送ってもらい帰宅。

次の日は朝7時ごろ起床。そこから今週の溜まってる録画番組を視聴。
かりそめ天国、ナイトスクープなどを視聴していると家人が起床。
起床したものの起き上がることはせずに布団の中でスマホを弄っている。
スマホ弄りもひと段落したところで家人は立ち上がり、起き上がった。
そして一緒にナイトスクープを観た。
誰が一番足の臭いのか?という至極くだらない話から最後はアル中で母の遺骨を持って消えた血のつながらない父を探してほしいというドキュメンタリーまで振り幅の大きい回であった。
まさに笑いと感動。探偵ナイトスクープ最高だな。と思っていると、おもむろに家人が風呂に入った。
家人が風呂から出たあとに自分も風呂に浸かり、準備。

本日は梅田HARDRAINにてandyoung…,MerryGhostsとのスリーマンライブ。
非常に楽しみなライブである。
生のandyoung…を観れるのは数年ぶり。MerryGhostsは3月に共演して以来だけれどもいつ見ても強いライブをする。そんな2組とライブできるのは非常に嬉しい。家人とともに13時前に市電に乗り込み、広島駅へ。電車は14時前の新幹線である。
新幹線は速い。15時半には新大阪の駅にいた。新大阪の駅には大型の蝶々の羽根くらいのサングラスをしてマスクをかけた一目見たら芸能人か?と思ってしまうような一般人がいたり、喫煙所の角を陣取り延々煙草を吸ってるおじさんなどが生息していた。
家人の調査で会場までは地下鉄が良い。とのことで地下鉄の駅を目指し歩く。
結構な距離を歩く。
そして着いた梅田駅?かな。から徒歩。途中、「あれ、ここ前に通ったことある」などの記憶を頼りに歩く。
途中、家人のgooglemapが一定の場所から微動だにしなくなり、道案内を拒否してきたので、自分のgooglemapを立ち上げたりしていたけれども、結構近くになっても見覚えが全くない。
あと数十メートルでHARDRAINというところで記憶にこびり付いている五差路の交差点に出た。
「着いた」
家人と二人でそう思った。
この五差路こそ、HARDRAINの入り口。我が家ではそういうことになっている。前通った道と全く違う道のりでやってきていた。

HARDRAIN

二回目の梅田HARDRAINである。入るとMerryGhostsがリハをしていた。
リハ後に挨拶をして、ウサギのリハ。
リハも調子よくできてありがたい。PAの方の技術がとても高いと思った。
その後、andyoung…の皆様にも挨拶をしてandyoung…のリハを観た後にチェックイン。
andyoung…はリハ観ただけで、拍手しそうになった。

リハのandyoung…


チェックインに向かいながら、家人と分からないながらもandyoung…の村上さんの音色について想像だけで討議したりした。「加納さんがJCのクリーントーンで支配しているトーンとそれ以外が村上さんという棲み分けが出来てるからあんな風になるのではないか?」「いやいや、そういう音の作り方のバンドなんてごまんといる。
そこは一因かもしれないけど原因ではないだろう。」とか話す。家人がギターの音に感動するなんて他にはほぼないので、家人の音色の感動&想像話を聞きながらホテルへチェックイン。

チェックイン後、その辺を散歩。女子高生がたくさんいるな。と思っていたのだが、どうやらここはラブホテル街で女子高生と思わしき方々はお客様の趣味に併せた従業員の方々だと後で気づく。

散歩のあと、会場に戻ると開場時間だったのでお客さんが少しづつ入って来ていて高まる。
恐らくウサギ自体を初めて観る方も多いんだろうな。と思うと、緊張してくるもののandyoung…のライブのほうが楽しみであった。
久しぶりに観たandyoung…ライブは素晴らしく、途中でギタートラブルがあったときに加納さんが曲を途中で止めて、「久しぶりやから、みんな村上のギターも聞きたいやろ?ちょっと待ってな」と言ったときがなんか最高だった。
andyoung…のライブが終わったら次は自分たちである。
ライブはまぁ、演るのみって感じなので、できる限り頑張る。それだけっていうシンプルな感じだったけど、
リハで左脳をしたときに家人がちょっとフレーズが聞きづらいと注文があったので、本番で少しアレンヂしてみようと思ってたけど、そもそものリフを入れ間違えたときは「おぉ、俺、緊張してるな」と思ったけど、早々に左脳を諦めて、「1000の真理」に切り替えたときは「ま、そこそこ冷静だな。俺」と思ったな。でも、ライブが終わった時はホッとした。
最後はMerryGhosts、本番も終わり、緊張も緩み、そんなに呑めない酒に手を出す。ライブ観に来てくれてたcyberneのベースの方が一杯奢ってくれた。
ありがたい。アルコールを入れ、良い気分でMerryGhostsを堪能。最高な体験でしたな。ワキサカくんの全体をプロデュースするようなギターの音と声、
カノウさんのフロア全体をアゲるリズム、打ち込みとは思えないようなベースと2つの楽器とのグルーヴ。どこまでストイックにやれば、この境地に行き着くのであろうか?ってことを考えるくらいの最高のグルーヴだった。
最高のグルーヴに横ノリしてたら、多分3杯目の酒を呑んだと思う。

MerryGhosts


ライブ終了後も諸々冷めやらず気分は高揚していた。
有馬さんにいろんな方を紹介してもらって話を伺ったり、村上さんにギターの話を聞いたりして更に気分は高揚した。その段階で留めておけばよいものの酒を呑みなれないせいであろう。
完全に調子に乗った。
日記の最初に書いたニュースをもし金曜日にでも見ていたならば、顔がすぐ赤くなる自分がここまで深く酔うものだろうか?いや、酔わない。と勝手に思うと、最初のニュースは早く報道してほしかった。と今になると思うのだが、結果はまぁ、変わらなかったのかもしれない。
ラストオーダーの4杯目のハイボールを口にしてしばらくしたら、「あ、これはダメなやつだ」と自覚。
しかし自覚したところでもう遅い。水を飲む。吐く。くらいしか対処方法がない。
どこか。どこか、座れる場所をと思い、端っこのほうに突っ伏していたら、吐きそうになったので、
「良し、吐いたら楽になる」と思い、トイレへ。
トイレで吐いたら、どうやら朝に食ったものは消化されていたのであろう。
吐いても胃液みたいなものしかでない。しかもそれは何かの酸のようなイメージでアルコールが凝縮してあるような味がした。
数度、チャレンジしても固形物が出てこないので気分も変わらない。
トイレから出ると同時に座っててもダメだ。と思い、ゆらゆらと歩いてステージで寝転んだ。
もう横になれればどこでも良かった。
そこでどれくらいまどろんでいたのか分からないけれども、家人に「そろそろ撤収の雰囲気だ。お前は今、立ち上げることができるか?」と問われたので、「できる」とだけ答えて起き上がった。起き上がった段階でワキサカくんがいろはすをくれた。
ありがとう。ありがとう。これこそ命の水です。と思いながら、水を頂く。
打ち上げしたい気分が満載だったものの完全に調子に乗ったせいで台無しである。
トワイライトスリーのツアーでこないだ広島に来てくれたアシスタンツやガリザベンとももっと話をしたかったけれども、重い荷物を抱え、「ありがとうございました~。」というのが精いっぱいという状況であった。そして先ほどまで命の水だと思っていた水をきれいに忘れ、スタッフの方に「高宮さん、水!」と走って届けていただいた。ありがたい。ありがたい。そして酔いは覚めない。
家人は「荷物だけ持てればええわ。あたしゃ、こんな荷物は背負えんで。そして、もしお前が不動になったら途方に暮れていたわ」みたいなことを言われた。
そしてホテルに着き、即服を脱ぎ、なんだろう。この2年の生活の癖?手洗いとうがいだけはして、布団に転がった。布団に転がったところで気分がよくなるわけでもなく、荒い呼吸をしばらくしていた。
家人が「あたしゃ、晩飯買いにいくけど、なんかいるけ?」と問われたので、「なんもいらん」と伝えると、「じゃろうね」と一言残し、出かけて行った。朝、確認すると大盛そうめんの空きパックがゴミ箱にあった。家人はすごい腹が減っていたのだな。と思った。

翌日、家人に聞いてみると「あたしゃ、大盛を買ったつもりはなかった。ただ安かったのだよ。それもそのはずでもやしと刻み葱のみがトッピングでずっと麺が多いな。このきしめん。って思ってた。」と言っていた。そうかそうめんではなく、きしめんだったか。と思いつつもそんなことどうでもよかった。起床後、タバコなどを吸い朝のラブホテル街を観察していた。髪の青い彼女に支えられながら、ビジュアル系っぽい彼氏がギリギリな感じで歩いていた。非日常だな。いや、異世界だ。と思った。

異世界

ホテルで自身の部屋に戻るときに見かけた朝食バイキングに集まる人の群れ、そしてエレベーターに自信満々に貼られた旨そうなだし巻き卵のポスター。ここの朝食バイキングはイケる!と何故か確信を持ち、起き抜けの家人に「朝食バイキング行こうぜ」と誘うと「悪くない」との返事をいただき、バイキングへ。目しか出してないイスラム教のヒジャーブをつけた日本語が覚えたてで口調がきつくなってる店員さんに注意を聞き、バイキング開始。するとどうだろう、あんなに自信満々に俺の飯!とか謳っていただし巻き卵がない。どこにもない。なんかカレーのほうが推しになっている。非常に残念ではあるが、せっかく金は払ったので食うものは食う。ただ朝から唐揚げとか食えねぇよ。と思い、なんだ、この晩飯チックなラインナップは。と思っていたら、目の前の家人の皿に唐揚げが2つ鎮座していた。そうか、そうか朝から唐揚げ喰いたい奴も多いのか。そうか。そうか。と思いながら、自分も唐揚げを一つ喰った。

朝食バイキングにはなかった。だし巻き卵。

その後、チェックアウトし、家人が「どうやら東梅田駅が近いぞ。」というので東梅田駅を目標に徒歩。しばらくして東梅田駅の構内に入ると、JR大阪駅の案内が出ていた。我々が購入している新幹線のチケットはJRであれば市内どこから乗っても均一運賃である。地下鉄に乗るともちろん別料金である。そこで荷物は重いながらも、JR大阪駅を目指して歩く。そんな遠くない距離にJR大阪駅はあった。行きもそうすれば地下鉄代の節約になったな。と二人とも思ったものの口には出さなかった。

新大阪駅

新大阪駅に着き、家人が551を購入し、そのまま新幹線で帰宅。帰りは各駅停車で2時間かけて帰宅。

帰宅後、ウダウダしていたもののネトフリでサ道を観てたら、思い立ち近所の銭湯へ。サウナに入る。最近、よくこの銭湯に行くのだけれども行くたびに違うモンモンの方を見かける。タツーではない。モンモンだ。近所の銭湯は2か所ともタツーOKだからかタツーを入れてるサウナ愛好者には高確率で出会える。みんな入れてる種類や絵柄が違うので見てて楽しいけど、見られて嬉しくない方もいるかもしれないので、いつもそっと見ている。

帰宅後、ボーと整いながらネトフリでソードアートオンラインの2部を観ながら就寝。

2021/12/25-2021/12/26

今年の労働よ、アデュー!

金曜に今年の労働をすべて終えた。終えたというより終えたことにした。というほうが正しいかもしれない。そして連休の初日の土曜日は緩やかに始まった。朝は割と遅く起きた。そこから録画していた番組などを観て、金曜の夜に作っていた「スパイスおでん」の2日目のおでんを食った。初日は「あんまり…」という感じだったが、 2日目はいろいろ味が馴染んだのか美味であった。ただスパイス感というよりは出汁が前に出ている感じ。これだと普通のおでんでいいような。と思うがチャレンジすることが大事なのだと思うことにする。

ループの変拍子も地獄

14時からは明日のライブに向けて練習。ほどほどに調整が完了したと思う。新曲もなんとかなりそうだ。新曲は8/8のループに5/8の変拍子を入れたフレーズを自力で弾くことにしたのだけれども、ループでの変拍子はなかなかピリつく。なぜこんなことを思いつくのみならず実行するのか?これはジャニーズのコンサートでバイクの音鳴らしたり、大麻で捕まったりしたメンバーがいたグループが歌っていた「いつもギリギリで生きていたいからあぁあ」に由来するものだろうと考えている。

練習に行く前から気づいていたのだが、無茶寒い。抜群に寒い。帰宅後は布団を被りもぞもぞしていた。

めちゃ雪降るじゃん

布団でもぞもぞしていると日曜になった。日曜は8時半の新幹線に乗り福岡へ。日曜の朝は雪がバチバチに降っていた。

広島駅に向かう市電でなかなかナイスなヘイトを発見した。

水を飲むのも大変ですね。運転手さん。

広島駅に着いてsuicaを1000円ほどチャージして新幹線乗り場へ。数分待ってたら新幹線到着。90分程度漫画を読んだり、本を読んだりしていると着いた。博多駅。

わたるをずっとピュンしている

博多駅を出てバス停まで歩いていると、尋常でない冷たさのビル風に晒された。「これは…凍死できるぞ。博多の駅の目の前で…」と思いながらバスを待っていたのだが、ちょっとビルを避けるとそんなに寒くなくなることに気づいてちょっと横に移動したら、どこからともなくギターを持った青年が現れた。神棚の戸高くんであった。本来であれば、ここで「長い間、わたるがピュンを借りててごめんね。ありがとう」と返したいところではあるものの、数十冊の本を持って更に15キロ程度の機材を持ってくるということはなかなかに難しく、わたるがピュンは早々に今回の返却は諦めていたので、わたるがピュンの話になったら謝らなくてはな。と思ったのもつかの間、挨拶もそこそこにバスが到着したのでいそいそと乗り込んだ。バス停4つくらい進んだところで下車。 Uteroに向かう。3分程度で Uteroに到着。

福岡Utero(清川?薬院?)

2年ぶりくらい?だろうか久しぶりにUteroに足を踏み入れた。Uteroはpanic smile、百蚊、ナルコレプシンと憧れのバンドのみなさんで作ってるライブハウスなのでいつも気合が入る。気合が入るというよりただただ緊張する。早々に荷物を降ろして煙草を吸う。 Uteroも屋内ではタバコは吸えないルールになっていた。

そしてリハ。変拍子の曲もあるのでドラムと目が合う位置のほうがよいので、ドラムの位置を移動させてもらったりとスタッフのみなさんと中西くんにいろいろ迷惑をかけながら準備。おかげさまで万端のリハができた。ありがたい。ありがたい。

うどん!ウエスト!

リハのあと、ウエストへ。2年ぶりくらいに食べたけど、美味いのはもちろん値段と量が合わない。600円程度のうどんとかき揚げ丼のセットであれば、広島であればかき揚げ丼は記載がある無し問わず、少なめのミニ的な丼だと思うのだけれどもウエストはうどんも丼もそれぞれ一人前であった。ボリューム抜群である。

せっかくなので、ごぼう天もプラスしました。

余韻嫋嫋

満腹で会場に戻るとスタート直前であった。今回呼んでくれた神棚onthewallからイベントがスタート。gt/voのおおつぼくんがMCで滑らかに滑っておられ、髪型も相まって「狩野英孝みたいだな」と思っていた。自主イベントということもあり、神棚onthewallは仕上げてきており、良いライブをしていたなぁ。

神棚onthewall

次はウサギ。50分という持ち時間があったのだけれども、上記の通り緊張しており気合も入っていたので、一生懸命やっていたら半分手前くらいで声が枯れた。これまでずっとduoでしてきてループとズレて聴けたもんじゃない。という地獄は何度か訪問したことがあったのだけれども、声枯れは初訪問である。さて、どうしよう。と思ったものの声の復調はなかなか難しい。ま、でもやるしかないのでやってたら後半部分ではなんか少し声が元に戻ってきた。運がいいのか、悪いのか?なんとか予定時間を演奏して終了。なぜ新しい地獄の訪問を久しぶりに訪れた福岡でするのか?うーむ。日頃の行いに何か問題でもあるのだろうか?

最後はthe camps何度か対バンしたことがあったけど、良きポップソング。ライブも達者な感じ。特に歌詞が弱い感じがしながらも、「お前ら今にみとれよ」感がある雰囲気で👍いつも腰が低くていつも笑顔の良い人なんだけど、目は笑ってないぜ。受けた屈辱は覚えてるからな。って感じとでも言えばいいのか。とても人間力のあるバンドさんだな。と思って観ていた。

the camps

加藤小判のカレー

ライブ終了後は隣の加藤小判にてカレー。美味い。福本さんのカレーはココナッツミルクが入っているように感じていたけれども、ココナッツミルクは入っていないらしい。理由は「ココナッツミルクが苦手な人もいるんで」とのこと。それをアイデアでカバー。素晴らしいな。と思った。

加藤小判のトムヤムガイカレー

長浜御殿!

カレーを喰った後にthe campsのやすますさんおすすめのラーメン屋へ車で連れて行ってもらった。楽器が重いのでありがたい!戸高君とも連れ立って4人でラーメン。ラーメンのほかに豚足も美味いとのことだったので、豚足も注文した。美味い。ラーメンもこれぞ豚骨というラーメンで最高。ただ小といえどもカレーを食べており、尚且つその前にうどんとかき揚げ丼も食していたのでラーメンはすぐに満腹になったけど美味かったのでズルズル最後まで啜った。豚足も最高に美味かったのだが、これはみんなに手伝ってもらって食った。豚足にも酢が効いてたし、酢モツもあるし、福岡のつまみって酢を使ったものが割とポピュラーなのかな?とか思っていた。

長浜御殿 住吉店

やすコレ(やすますコレクション)

ラーメンを食いながら、やすますさんのスマホのラーメンフォルダ、カレーフォルダを放出してもらって福岡のラーメン、カレー情報を教えていただいた。1月9日にも福岡に行くのでその際に役立てたいな。と思っている。
・クボカリー
・モリトネリ
・今浪うどん
・万龍

ラーメン食い終わったあと、やすますさんが博多駅まで送ってくれた。ありがたい。凍てつく寒さだったので本当に助かりました。そういえば…っていう感じで地下鉄工事の際に陥没したところの話なんかをしてたら博多駅に到着。戸高君とやすますさんによくよくお礼を言ってお別れ。ありがとうございました!

広島へ

帰りの新幹線は家人があっという間に寝てしまったので、なんとか起きておかなくては!と起きていたのだけれども新岩国で限界を迎え、寝ている家人を起こして、「交代してくれ。次は広島だ」と言い残し目を閉じたと思ったら2秒で広島に着いていた。

2021/11/13-2021/11/14

6日に弾き語りという名の一人ルーパー演奏を行った際にドッグフード買い太郎くんが観に来ていた。
ドッグフード買い太郎くんはドッグが本名でフード買いがミドルネーム、太郎が名前だそうで、山梨の富士の麓の辺りで元々は雪解け水を使ったワサビ農家が祖先だそうだ。
明治の頃、曾々祖父が改宗をしてクリスチャンになったのをきっかけに以後、ミドルネームがつくようになったみたいだけれども曾々祖父が茶目っ気のある人でドッグ家のミドルネームは大喜利をすることということを以後の家訓としたそうだ。
曾々祖父はドッグラン忍たま乱、曾祖父はドッグトックティック徳郎、父がドッグプレイリードッグ宏、そしてドッグフード買い太郎。全員うすら滑っているのがドッグ家の伝統である。}昭和に入り、曾祖父ドッグトックティック徳郎が軍需産業に着目。ドッグフード型手榴弾は各地で戦果を挙げ、ドッグ印の手榴弾として世界のブリーダーを恐怖の底に陥れた。
しかし出荷時、神戸、横浜での誤爆も片手で収まらず、ドッグ家の人間は未だに神戸、横浜への出入りが許されていないことはあまりにも有名な話である。ドッグフード型手榴弾で一財をなした徳郎の息子、太郎の父宏は世間でよくあるボンボン2代目となり、ドッグフード型手榴弾の権利もろもろを部下の猫キャット宏に奪われた挙句、株主総会で取締役も解任されてしまう。宏は「そうだ、魚が食べたい」と思い立ち、瀬戸内海へ移住。父の残した遺産を食いつぶしながら瀬戸内でマグロ料理専門店を始めるものの、開業後、瀬戸内でマグロが取れないことを知り、絶望。そのまま初代プリウスで出かけたきり、未だ帰ってきていない。と、ドッグフード買い太郎くんから以前聞いたことがあるようなないような感じなので、若干史実とは違うかもしれない。

そんな太郎君から「来週の土曜PAしてくれませんか?」と頼まれたのでPAをすることにした。みんな困ってたようで力になれてよかったと思うと共に4000円と飯までくれるというのでラッキーと思った。

半年使えなくなるスタジオ25

で、土曜日。次の日がライブだったので昼頃から練習でスタジオ25へ。25も改装になるとのことで現状でのスタジオでは最後の練習となった。そして最後の日に個人練の1時間無料チケットが貯まった。60分の持ち時間なので、全曲チェックするだけでも結構な時間と集中力が必要だったがなんとかなりそうかな。という感じで終了。

その後、十日市へ移動し、久しぶりに辛部でつけ麺を食った。辛部も改装しており、綺麗な店内に券売機が導入されていた。後ろに人が待っていたせいなのか、使いにくいのか分からないが、いつも頼む定番つけ麺15倍のおむすびセットの券を発券するのに難儀をして、結果定番つけ麺15倍のみを発券した。「これで足りるか?」と思い食い始めたら、食い終わったら腹が一杯だった。加齢と共に食欲は減るんだな。と思いつつ、「それなら何故痩せない?」という疑問が浮かび悩み続けていた。

食後、家人が「クレープ屋!クレープや!」と言い始め、「以前それを私は食べたことがある。」「高価なブリュレのクレープは600円くらいするのだ。」と教えてくれた。そして、「それは人に買ってもらえたから食ったけれども身銭切って600円のブリュレは食えねぇ。」とどうでもいい情報を元気に教えてくれた。そして自分は450円のチョコバナナクレープを購入、家人はいくらか分からないけれどもブリュレではないクレープを購入し、空鞘稲生神社の近くの公園で食うために歩き始めた。食いながら歩いてたら空鞘稲生神社に辿り着くまでに食い終えてしまった。公園で家人はクレープを食い、自分は煙草を吸っていた。

そこへチャリで交通取り締まり請負サービス的な半公務員みたいな二人組が現れた。公園の周囲に停めてある車の駐禁をチャチャっと切り始めた。そこに幼児が一人ひょこっと表れて「ねぇねぇなにしよるん」と半公務員に問いかけた。なんて答えるのかな。と思って眺めていたら「これ、君のお母さんの車?」と半公務員が幼児に聞き、幼児が「違うよ」と答えると半公務員が「君のお母さんの車だったら可哀そうだから駐禁取らないようにしようと思ったけど違うんだね」と答え、幼児は「違うよ。ちがうよ~」と言ってどこかに消えていってしまった。幼児の返事に違反金15000円分の価値がある瞬間だったな。と思って駐禁取られてる車をボーッと眺めていた。

その後、ふらんす座に入ってPA。D.S.Sというイベントで良きミュージシャンばかりであった。みんな最小単位1の人数でステージに現れ、表現して人々の感情に訴えていた。素晴らしい。自分だけ感情に染まるより、「これで大丈夫か?」「これはミドルをあげたほうがよいのか?」「次のステージ間の曲はshiNmmにするか?」とかいろいろ考えていた。そしていろいろ考えていたら回線が切れたのか何なのか携帯から次に流す予定の音楽が流れて迷惑をかけたりしていた。イベント終了後、まかないという名の飯をいただき帰宅。ずっと立ってたので足の裏が痛かった。

日曜は9時前の市電に乗り込み、広島駅へ。向かいの席に老齢ながら非常に美しい方が座っていた。矍鑠(かくしゃく)とした身のこなし、姿勢、お召し物、髪の1本のうねりまでに気を使っているような方でかっこいいな。と思った。広島駅からはこないだ大阪にいったときと同様の流れで岡山で1時間待ってる間にうどんを啜り、14時前に扇町に到着。荷物を置いたところで今回呼んでくれたzoozの面々と再会。みんな変わりなくて何より。ジョーくんの国家試験の具合も上々とのことで流石だな。と思う。その後、双方リハを済ませた後にお好み焼き屋へ。ライブ後はほぼほぼとんぼ帰りだったため、こういう時間を持ててよかった。ただ入ったお好み焼き屋がそうなのだと思うのだけれど、お好み焼きがほぼどれも1枚1000円を超える価格帯であった。広島でいうところの平和公園の廻り、お好み村で食べるような場所なんだろうな。と推測。食の町大阪なので、おそらく地元で喰えば600円から800円くらいなんだろうな。と考えながら食していたら、「あ、あと10分でスタートですよ」とはやいさん(16ビート)に言われて、急いで会計を行った。そしてライブ。60分。割と落ち着いてできたので、ほどほどよくできたのではないかな。と思う。レコ発のzoozは3枚目のレコ発のはずだったが、まだ見ぬ4枚目のアルバムの宣伝をしていた。前にのめり過ぎてて頭がコンクリートに刺さりそうになってるおじさんを想像しながら聞いていた。zooz3枚目のアルバム発売おめでとうございます。あと来年4枚目出されたら、ウサギのアルバム枚数が抜かれるのでなんとか頑張りたいな。と思っている。

zooz

帰りは21時半の最終で帰宅。ちょうど電車が同じで大阪で遊んでいたタナ先輩と一緒に行動。同じ車両だ!偶然にしてはよくできている。と家人と盛り上がっていたが、家人は席に着席するなりスネアの上に短い足を伸ばして寝た。それはもう綺麗に寝た。自分も攻殻機動隊のアニメ見てたけど2話くらい見たら寝てた。広島止まりの電車でよかった。

帰宅

到着後、タクシーを拾ってみんなで帰っていると、タナ先輩の旦那のベンが家にいるはずだったのに、タナ先輩を迎えにきており、タナ先輩は「なんの嫌がらせだよ。おぅおめぇサプライズって何してくれてんだよ」と怒りのバロメータをグングンに上げていた。そして「最近買った新車で迎えに来てたらどうしよう。殺そう」と言っていた。ベンは最近はじめたピクミンのゲームのために6キロくらい徒歩で駅まで来ていた。殺されなくてよかったな。と思ったのも束の間。家について自分の携帯を見てみたら「ベンの野郎、鍵を閉めていやがる。殺す」という連絡が届いていた。「ベンが帰ってくるまで、家に来るか?」と聞いたら、「いや、近くのホテルを取った。今日あいつに会うと殺しそうだ」みたいな犯行予告みたいな文面が返ってきた。ベンは心優しいヲタクなので殺されなかったらいいなぁ。と思いながら就寝。

2021/1/9-2021/1/11


日本全体をすっぽり覆う爆弾低気圧。各地で振り続ける雪、頬を刺すような冷気。地方番組に映る雪景色の映像。「これは!?」と思い、スタッドレスタイヤのレンタカーを手配してもらって、出かけた土曜日。空は快晴。標高の高い山陽道でも雪の欠片が目を凝らしても見つけられないほどの快晴。「こんなことになるんなら、レンタカーなんか借りる必要なんかなかったじゃねぇか」と運転席で眉と眉の中央に怒り皺を寄せて一重のババアがぶつくさ呟いているのを傍目にスタッドレスタイヤのレンタカーは東に進む。

2021年の初ライブ。久しぶりに走る高速道路、曲がったETCカードのせいでETCのゲートは
通れず、手動でチケットをとり、一般のところで事情を話して、ETC料金で通行。久しぶりに来るなぁ。と思った街でも昔取った杵柄。道は地図など見なくても通る車線まで覚えている。ま、運転してないけど。

久しぶりに見る顔ぶれ、なかなか感慨深いかと思ったけど、そんなこともなく普通だった。普通ということは遠く離れた場所でも、久しぶりに見る顔ぶれでもそれは日常の延長であり、決して非日常ではない。と思うと嬉しかった。

会場についたあと、近くの中華料理屋にいくと人がたくさん並んでいた。あとから聞くと、なにやらメディアに紹介されたらしい。他の場所で食事を済ませる。割と高額のくせに大して旨くもない凝ってもいないうどんとカツ丼のセットを喰う。ま、この味なら込み合うことなく喰えるわな。って感じ。

ライブまではほぼほぼビル内の換気ができてる空間にいた。家人はその空間で寝ていた。座ったまま寝ていた。寝る子は育つとはいうものの縦か横かは言及していない。諺はやはり先人たちの知恵だな。と思う。

そこにatuisoのみんなが訪ねてきてくれたので、久しぶりにいろいろ話す。機材の話やABの服や鞄のことを話す。やはり楽しいな。

更に安齋ファミリーが訪ねてきてくれた。娘が大きくなって、人見知りになっており、コミュニケーションより何より帰宅を望んでいた。子供らしく要望に素直でいいな。と思った。娘の要望である「帰宅」を両親が選択し、体重が12キロあるといっていた娘を抱きかかえ、階段を下りて、自転車に娘を乗せようとすると、娘はそれを断固拒否し、抱っこを所望していた。3階から12キロを抱えて降ろし、娘を乗せれるように高額を支払い手に入れたであろう電動子供乗車可能チャリを右手で押し、左手で12キロの娘の手を引いて母えみちゃんは帰っていった。えみちゃんはあと2年くらい同じような生活をしてたら、バキバキの腹筋とか血管浮き出る力こぶとかを手に入れれるのではないかな?と思いつつ見送った。

写真がない。いつかの平等院鳳凰堂。

ライブはduo編成で家人と二人。スタジオ25の30日間個人練習1日1時間無料券を3000円で購入し、年末年始問わず練習してたので、そこまで悪いものではなかったけど、最初のフレーズを入れるのはどうしてもライブで数回はトチッってしまうな。ま、これはあんま気にしないことにしている。ご時世もあり、時間厳守しないと会場に迷惑がかかってしまうな。という想いがあったので、わりと時計見ながらライブをしようとしてたけど、それどころでなかった。
ループ演奏中に落ちる眼鏡。これは端的にいって「絶望」と同じ意味でよろしいかと思う。
そんな絶望を度々このライブでは味わった。しっかりしたライブハウスで演奏するのが久しぶりで忘れていたけど、照明は暑い。めちゃ汗をかく。そんなところに防寒対策ばっちりのモコモコの上着、暖パンで臨んだものだから1曲目の1番を歌い終わるころには大汗だった。その汗をつたい、眼鏡はするるるると地べたに滑り落ちていった。絶望。ループに併せながら、スイッチを切り入れしながら曲をこなす。因みにスイッチの切り入れの切りのボタンは非常に小さい。ぼやけた視界で勘で押す。でも、なんとかなった。スタジオ25の30日間個人練習1日1時間無料券を3000円で購入し、年末年始問わず練習してたのが活きた。そんな感じで新年初ライブを乗り切る。ライブ終了後は即撤収。21時までに営業を終えないといけないそうだ。早々にホテルに帰り、就寝。

次の日、安齋ファミリーの家に訪問。外で話せればいいな。と思っていたけど、娘の気分が外にでる気分ではなかったので、家に上がらせてもらった。娘は登場時から手押し車に犬のおもちゃのスイッチを入れた状態で積んで部屋内を駆け巡っており、ご機嫌だった。途中、娘は犬を地べたに放し、犬は吠えながら分速5センチ程度のスピードで前に進んでいた。娘は乗り物がたくさん出てくるTVを棒立ちでジッと見ていた。少し動いた!と思われた次の瞬間から乗り物の名前を叫んでいた。ひとしきり叫んだあと、ソファーに移動しドキンちゃんの人形を手にもってソファーの上に仁王立ちとなった。そしてバイキンマンの人形をこちらに渡し、「お前もソファーの上に乗り、一緒に人形を持ってソファーから飛ぶんだ」という旨の目線と片言の日本語を発した。そして娘はソファーから飛び降りた。おそらくそれで満足したのであろう徐に本箱から辞典を取り出し、辞典を開いたのち、動物の名前や野菜の名前を指さしながら、笑いながら言っていた。しばらく辞典や本を弄ったあと、鍵盤楽器に腰を下ろしマイクを持って「ぐぉー」と絶叫していた。安斎くんが「なぜかマイク持つと歌わないんです。叫ぶんです」と言っていた。「血じゃね?」とだけ言っておいた。

その後、高速道路を通り、帰宅。この日も晴天だった。寝てたら知らぬ間に着いてた。途中ずっとB’zが流れていた。あとビーズのイントネーションについて「偏差値72奈良高校出身です」が口癖のダンボール屋の若造に指摘された。

帰宅後は寝た。ただただ寝た。

次の日はずっと家にいたのだが、夕方ころからうっかり「愛の不時着」の1話を観始めたら止まらない。一気に5話くらいまで観る。なんだかんだ話題になるのはそれなりに面白いんな。と思った。音楽は自分が演るせいもあるけど、話題になった音楽を聴いてみると「?」ってなることのほうが多いけど、ドラマは純粋に楽しめるなぁ。とグングンに嵌っていく。

そして3連休はあっと言う間に
終わっていくのであった。

2020/10/17-2020/10/18

金曜の18時半。
家の近所に楽器を持って集合。
山口ナンバーのフリードに乗り込み、
一路山口へゴー。

俺が友達の数を間違えたり、
ふくちゃん※がメンバーの数を
間違えたり、お互いの間違いが
増加になる間違いで、広島ナンバーの
スバルから山口ナンバーのフリードに
変わったり、岩国乗り換えのはずが
乗り換えなしの広島出発になったりと
基本山口ナンバーのフリードにのみ
迷惑をかける形で出発。

車中ほぼほぼ初対面の方々だけど、
爆裂にトーク。何を話したかは
覚えていないけれども、タナ先輩※が
いたので、ろくなことをしゃべっていない。
※今回、タナ先輩、ふくちゃん、みゆきという人物の
表記があらわれますが、全員同じ人物です。
イメージとしては眼鏡をかけ、顎が出たきつね目の
中年女性を思い描いていただければ、7割くらい
正解に近いと思われる。

渋滞するかな?と思っていたけど、思いのほか順調。
20時ごろに防府着。
ここでふくちゃんたちとはいったんお別れ。
ふくちゃんたちは湯田に女将劇場を
見に出かけていった。宿泊も常盤(女将劇場のホテル)
にするのだそうだ。

20時ごろ待ち合わせの約束をしていたさないが、
10分遅れくらいで登場。

荷物をさない家に置かせてもらって
21時まで和む。
久しぶりに会うさないは8キロ痩せたと
言っていて、確かに非常に痩せていた。

21時前にさない家を出発。焼肉屋へ。
早々に飲み物と肉を頼み、最初の肉が
来るか来ないかのときにゆかみりやと
まごめちゃんが合流。この3人が揃うと
この3人が作る雰囲気で明るくなる。
たぶん、一人ひとりだと割と陰キャ的
要素ももってる割に、3人揃うと3人とも
劇的にテンションを上げる。
「陰キャのパリピ」みたいな感じかな。
バカでうるさくて、意味のないことで
きゃっきゃっしている。
でも、この雰囲気は非常に心地よい。

このあと、ゆかみりやは呑みきってないのに酒を追加する。


途中、まごめちゃんが姉に全額借りて
車を買った話、姉にちゃんと金を毎月
コツコツ返しているという話、でも姉より
前にベース買うのにさないとゆかみりやに
借りた金は一切返していない話などを聞く。

焼肉をたらふくくらい、ゆかみりやが
知らぬ間に大量のアルコールを飲酒し、
まごめちゃんが食事の終盤にも関わらず、
20代前半の若さを発揮し、結構量のある
ハラミ1人前を追加し、もきゅもきゅ食して
食事が終了。

その後、アイスを買いに右田の
ドラッグストアへ。
途中、風呂にはいるというゆかみりやを
家に降ろす。
泥酔してなくてなにより。
まごめちゃんの車で送ったのだが、
まごめちゃんもゆかみりやも
天然で金を払わずにパーキングから出ようと
していた。さすがだ。
そのドラッグストアは、さない曰く、
「近隣ナンバー1のアイスの
品揃えです。」の言葉に嘘はなく、
抜群の品揃えだった。防府いや、山口の3分の2は
九州文化圏なので、広島ではあまり見かけない
竹下製菓(佐賀)のアイスを3本購入。

さない家に戻り、アイスを1本食う。

風呂上がりのゆかみりやと合流したあとに
まごめちゃんがマッサージ大会を始める。
まごめちゃんはマッサージをするときに
日頃、のほほんとした雰囲気を脱ぎ捨てて、
マッサージを受ける側が一番痛いところを
一生懸命探し、そこを集中的に揉み上げて
受ける側が絶叫するのを満面の笑顔で
眺め、「がんばれ~」と一言だけ言って、
逃げないと延々と一番痛いところを
揉み上げる。
最初の犠牲者はゆかみりや、次にさない、
サキチヨと続いた。サキチヨは断末魔のような
声をあげ、身体を捻っていた。足の裏も
揉まれ、大絶叫だった。確かに見てて
面白かった。
ただ、自分の順番が回ってくると地獄だった。
膝の裏のコリ?みたいなものを押されると
激痛というか耐えられない違和感が体中を
駆け巡る。後方から笑いながら、
まごめちゃんが「がんばれ~」とだけ言って
その手を緩める様子は一切ない。
片足だけでギブアップ。
その回復を待ってる途中に知らぬ間に寝てた。

寝て起きたら、もちろん朝だった。
今日は山口の阿知須の公園でライブ。
このための防府への前入り。
起きて出発の準備をしていたら、
さないとゆかみりやが朝一自撮りをしていた。

助走もなく始まる自撮り時間。

阿知須に10時半前に到着。
えいぞうさんやまなぶくんと挨拶。
ちょうどえいぞうさんの弱者連合がPAチェックと
リハをしていた。そのあと、エレファントがリハ。
エレファントのリハ終了後、ウサギのリハ。
本日は山口3人、広島4人での演奏。
もちろん3人のほうがイレギュラーなので、
緊張する。しかも4人だとどうしても
アレンジに時間がかかってしまうので、
今回はそれを逆に考えて、3人なので、
今ある新曲をシンプルにもぎたてのまま
やってみる。ということにチャレンジしてみた。
しかし、単純に新曲3曲はいろいろ大変だったね。
緊張もするしね。
で、リハが終了。
出番が最初なので、セッティングをそのままにして
開演までいろいろウロチョロする。
ウロチョロしてたら、昨日別れたみゆき※たちも
やってきた。リハの前くらいにみゆき※から
「会場どこだー」「わかんねー」「バーカ」
みたいな育ちがそのまま言葉に出ているような
やりとりをしてたので、無事についてて何より。

で、本番。
いやぁ、やっちまったな。というところも多数
あったものの、やりきった感はある。
できる限りはやったな。
その後はバドミントンをして、屋根に羽を乗せたり、
エレファントのいとけんくん、事務長と
サッカーをしたり、なわとびをしていたが、
今日現在、多少身体が痛い。特に右肩。

途中、ゆかみりやが持ってきてたテントの中で
さないの写真を撮ってたら、適当に撮っても
光の具合が良くて、急遽奇跡の一枚選手権を
勝手に開催した。以降、モデル本人が選んだ
奇跡の一枚。
ゆかみりやだけは「あたしはどれでもだいじょうぶです」
と言っていたので、適当に選抜。

ベストオブさない
ベストオブまごめ
選抜ゆかみりや

適当にスマホのボタンをタップしてただけで
こんだけいい感じになるなんて、アプリもスマホ本体も
企業努力すごいな。と思った。

最初の出番だったので、あとはのんびりと
若槻くんをみたり、ayatoを体験したり、
furateなどを観た。そしてやはり山口の
レベルの高さ、新旧の繋がりというか
系譜がしっかり伝承され、新しいものを
生む素材になっているその様が素敵だった。
ま、最近いつ山口行ってもそう思うんだけどね。
そしてその伝統を受け継ぐであろう森岡くんの
息子が5歳にしてNIRVANAのTシャツを着こなしていた
素晴らしき英才教育。でも、父親や父親の友達、
後輩からいろいろ物事を教わるってことに
なったらなんか素敵だね。とか思った。
あと、久しぶりにカンダさんに会って以前の
ように差し入れをいただいた。ありがとう!
と思いながら、昔の日常のようでうれしかった。

エレファントまでギリギリ見れるかな。と
思ったけど、ちょい押しだったので、エレファントの
セッティング中に広島へ。

今回のライブは公園でのライブだったため、
公園内が禁煙とのことで、自家用車の車内で
あれば…ということだったのだが、自家用車は
ない。うーむ。と思っていたところ、
furateのかねこくんが「この車の中でタバコ
吸って大丈夫ですよ。」と軽バンの後ろを
提供してくれた。
なので、タバコが吸いたくなるとかねこくんの
車の軽バンに向かっていたのだが、途中、
ビビった様子のかねこくんが車に乗り込んできて
「いやぁ、不審者が車の中にいるのかと思いました。」
と言っていた。
かねこくんと話すと、かねこくんは
職人の世界で社会人生活を
はじめたので、話が面白い。
・マニュアルはねぇ。技術は盗め。
・昼と15時にジュース買ってこい。
・ブラック企業とかそういう言葉の外の世界です
と言われる話は実に昭和の職人の修行という感じで面白い。
でも、続けてるんだから立派なもんだ。
あと、ゆかみりやと同じようにかねこくんも
朝起きれずに何度か遅刻して
「次はねぇ」「何度も言わせんな。ばかやろー」と
言われているらしい。ま、そうだな。
遅刻はなー。と思う。
かねこくん曰く、「7時には職場におらんと
いけないんですよ。」と言ってた。
初老の自分からすると、「7時か余裕だな。
それで16時に帰れるなら悪くないかも」
などと思っていた。
けど、かねこくんの場合は7時だろうが、
8時だろうが、作業が終わるまでは
帰れないんだろうな。と思うと、
大変な仕事だな。

山口を発つ前にもかねこくんの車の中で
タバコを吸おうとしてたら、ayatoのメンバーに
遭遇。多分ドラムの子と初めて話したけど
とても感じのよい子だった。そのあと、
ayatoのあやとくんとも少し話したけど、
いい子だ。好きなことや自分が認めるものに
素直に真面目。
因みにかねこくんも好きなことや
自分が認めるものに素直に真面目なんだけど、
なんか怠惰、惰性、へろへろのエネルギーが
他人より多めだ。そこがfurateの音を作る
重要な要素だな。と思うし、なんかみんなに
奢ってもらったり、憎めないキャラクターに
なっている所以なんだろうな。と思っている。

広島への帰路。
タナ先輩の後輩、やまとにスポットが当たる。
奈良出身の安定を望む人種とのことだったが、
どうも匂う。性根が曲がった匂い。
タナ先輩もその根腐れに早々に気づいたらしく
こういった機会に遊びに誘うと着いてくるらしい。
おそらく安定を望むけど、安全圏に身を置いたまま
危ない奴らや、怪しい奴らを嗜む程度に
楽しむことができるなら、それはやぶさかでない。
と言ったところなんだろうと思うけど、
話を聞くとこれまでに大きな失敗のない人生を
送っているらしいので、これからメンヘラに
片足突っ込んだような嫁をもらい、ほうほうのていで
結婚生活から逃げだす。などのいい感じの
人生ワンツーパンチを喰らうと現在、優先順位1位に
おいている「安定」の順位が変わる人種の匂いがする。
さっさと人生ワンツーパンチ喰らっちゃえ。と、
思いつつ会話をしていると、やはり性根に問題が
あるので、面白い。
早く内包する狂気を開放しちゃえばいいのにな。
と思う。

ただ、やまとは昼にウサギを聞いて嫌いでは
なかったらしく、夜のライブにも遊びにきてくれた。
夜のライブが終わると、CDも買ってくれた。
性根は曲がって腐ってるけど、いいやつだ。

夜のライブ終演後、珍味で飯を食って帰宅。
珍味では性悪そうに振舞っているタナ先輩だけど、
俺が死んだら多分号泣するね。とか、やまとは
低学歴の僕たちのことを知能貧民だと思っているね。
ま、そうなんだどね。
みたいな話をした。
そしてやまとは終電目指して、寝るところしか
片づけていないという汚部屋へ帰っていった。
しかしその足取りは特に急いでおらず、
終電逃したらタナ先輩のとこに泊まったらいいや。
くらいの緩やかなテンションで帰っていった。

帰宅後、サキチヨと「疲れた。疲れた。」と言って
いたら、二人とも知らぬ間に寝ていた。
有吉の壁の録画を観てたけど、覚えてたのは
タイムマシーン3号のMRIのネタくらいしか
覚えていないくらいのスピードで寝た。

日曜は起きて早々に風呂。
その後ドラクエウォークでメタルホイミンを
叩きあげて、ついにスーパースターに転職。
転職した段階で満足して今日のドラクエは終了。

昼過ぎにカレーを作成。
カレーを作る前に以前購入したスパイスを
使って、パンチフォロンを作成。

■パンチフォロン
フェンネル+クミンシード+フェネグリーク+マスタードシード+ニゲラ

作成といっても5種のスパイスを混ぜるだけ。
そのミックススパイスを使って
サバカレーを作成。

サバカレー かつおだしとクミンの炊き込みご飯と併せてみました。

その後、買い物にでかけ、
サキチヨさんが「ファミマに行きたい」
というので、ファミマに行き、
スペースアポロを購入し、非常に
テンションを上げていらっしゃった。

あとはずっと家にいた。

10/17 夜 #live https://t.co/6ejlh8SRv9

10/17午前〜午後 #live https://t.co/YOV9Pp4Y2W

2020/07/18(土)久しぶりにライブをします。

2020/07/18

2020/07/18(土)
久しぶりにライブをします。
会場はrootzとcomaの2会場です。

神棚onthewallの戸高くんとともに
開催するイベントです。

会場内の密は防ぎつつ、
人が増えてきたときには
個々人の判断で外に出たり、
別の会場にいくという選択肢が
あったほうが良いな。と思い、
2会場にしました。

もし会場から出られても、
チケット購入いただいた方には
配信URLをお配りしようと思いますので、
そちらからもご覧いただけます。

数か月ぶりのライブですが、
こんな状況になった元凶のウィルスは
弱ることもなく、少しづつ今でも
感染者を増やしています。
ついに7/1広島も1件出ましたね。。

もしこのイベントで集団感染が
発生したら、お店も営業ができなく
なりますし、個人的にもとっても
有難くない状況に陥ります。
ウィルスは恐いし、そこから
拡がる人間の村八分感情は
もっと恐い。

だけど、そのリスクは
いつ消えるのか分かりません。
消えるのを待ってたら、
演奏できる場所自体が
なくなってるかもしれない。
ま、これは想像なので、
なんとも言えませんが、
何処かで線を引くしかない。

ワクチン完成時が線の人もいるし、
ワクチン接種後が線の人もいる。
第2波の後が線の人もいるでしょう。

僕の線は今でした。
待てないわけではないけれど、
今、何らかの方法をもってして
鳴らしていい鐘があるなら、
今、鳴らしたい。

何かあれば失うものは大きい。
でも、いい。
多分いつでも失ったら大きいし。

今やる。
自分も助かるし、お店も助かると
思ってる。
今はそれだけがいい。
お店が貸してくれるということは
お店だって覚悟がある。
(と、思っている。)
そんな覚悟が杞憂になるよう
できることはやって、やりたいと思います。

ご来場の皆様には
自由空間であるべき、
音楽イベントで制限を
設けて、申し訳ないのですが、
・マスク必須。
・検温必須。
・社会的距離の確保。
・連絡先提供のお願い
(感染者が発生した場合に利用します)

演者側には
・飛沫が飛ばないように
ボーカルの前にはなんらかの板を
設置する。
・(お客さんが多い場合)出演時間以外
の会場内への立ち入りを制限。
など、出来る限り、危険性の低い
環境づくりに協力をお願いいたします。

もちろん今後の状況で
中止や延期になる可能性は
視野に入れてます。
何が起こっても、強硬じゃ!
ってほどではないです。
僕は都知事選出ませんし。

出演バンドですが、
現段階では
神棚onthewall
waveofmutilation(波)
ドペクターズ
ウサギバニーボーイ
月曜日のユカ
+1~2
です。

それでは、よろしくお願いします。