2022/2/26-2022/2/27

人間ドッグ近し

人間ドッグが近くなると、毎年一本気な便が噴出されるよう摂取するその日めがけて体調を調整する。調整と言ってもR1ヨーグルトを朝飲むというだけなのだけれども、これで体内環境が整うで安い買い物だな。と思う。日々、カイエンペッパーや唐辛子を好み、冬の最中にもアイスを貪り食う自分としてはこういう検診がある。というだけでありがたいと思う。

家人は行かない

家人にも毎年人間ドッグを勧めるのだが、最近重い腰が上がることがない。面倒くさいにすぐ敗北する女、それが我が家人である。家系的に長寿家系であることに胡坐をかきかき、暮らしている。日々、いろんなところが痛い。耳鳴りが取れない。などといい単発で病院には行くものの人間ドッグにはいかない。これが我が家人である。土曜はいつものちゃんぽん屋でとうがらしちゃんぽんを食べようと思っていたのだが、上記の都合により、「人間ドッグの便を取る前日に辛い物を食べるのはいかがなものか?」という家人のアドバイスで、江波方面にぱんちょりというカレー屋さんがあるので、歩いていってみようと相成った。

江波へ

とことこ歩いてぱんちょりに向かった訳だが、ぱんちょりの前には8人くらいの妙にファッショナブルな方々が並んでいた。2人並んでても止めようと思っていたので、8人の行列を見た段階で、「カレーはまた今度にしよう」と決定。そのまま南に歩き、江波の陽気を目指した。途中、トンネルの手前の家にジープのsaharaが停まっており、そういえば友達が家族からのクレームでジープのsaharaを手放し、三菱のデリカを購入すると言っていた話を思い出して家人にしてみたりした。

中古車売るならNOW

家人は家人で最近の輸入の事情から昨今は中古車販売業の業績が良いらしいと言っていた。saharaが高額で売れて、三菱のデリカ購入の足しになればいいなぁ。と思いながら、南へ。月曜に友達に会って話を聞いたら、思ってたよりデリカが高額で中古のベンツにしようかと思う。と言っていた。トンネルを超え、更に南を目指し歩く。途中、右に折れてカーブに沿って歩き、江波山気象館の坂の目の前に現れた。陽気。

夕方からかい!

夕方4時半開店とのことでそもそも昼飯時には営業していなかった。家人は「ま、こんなこともある。いや、こんなことだろうと思っていた。」的な言葉を残し、家に向かって歩き始めた。歩きながら、陽気の前の道路と市電沿いの道路が二つが中途半端に発展しているのが合点がいかない様子であった。確かに舟入は市電が走る道路沿いに路面店が集まっている。少し歩くとバスが停まっていた。なるほど、江波はバスの道路と市電の道路が違うのだ。舟入はバスも市電も同じ道路沿いなので一か所が発展したのだけれども、江波は分散したというわけであろう。しかしながら次になぜ舟入はバスも市電も同じ道路で江波は違うのか?という疑問が残る。

名探偵、俺

これは推測になるのだけれども恐らくは江波は原爆の被害があまりなかったというのが発端ではなかろうか?これを裏付けるのは江波の区画である。江波は舟入に比べて区画整理がされていない。されていないというより、昔のままなのだ。そこから元々はバス通りがメイン通りであり、こちらがメインに発展していた。幸い、原爆の被害も少なく焼け野原になることもなかったので、区画がそのまま残った。しかし、江波より北は原爆の被害で焼け野原となり、新しい道路、区画整理がはじまった。その際に出来たのが市電などの公共交通である。そして、新しくできた道路は市電とバスが同じ道路を走るように作ったのだけれども、江波は新しい区画整理でできた道路の延伸の市電道路と昔ながらのバス道路が残ったのではないか?という推測をし、家人に話してみようと思ったものの、家人はそのころ元安川?に集う鴨の群れに夢中であった。

鴨おるで!鴨!

「鴨がめちゃおるで!鴨や!」と盛り上がっておられた。そして、「なんで鴨がここだけこんなにおるんや!」とまた疑問をぶつけていらっしゃったので、「ここは水道局が近いので鴨の好みの温度の排水があるんじゃないですかね?」とだけ答えておいた。すると「ふーん」とだけ言い残し、ずんずんと歩いて行かれた。

ちゅんちゅんスズメ

結局、昼は家の近くのラーメン屋で済ました。久しぶりに行ったのだけれど、前まで昼過ぎにはなくなっていたルーローハンも残っており、売り上げが芳しくないのか?ルーローハンの仕込みの量が増えたのか?分からなかったのだけれども13時過ぎで店内がパンパンで並びも出ていたので、恐らくルーローハンの仕込みの量が増えたんだろうな。と思った。あとは家に帰り、TVやネットフリックスを観ながら就寝。

とことんサンデー日曜日

日曜は検便後、アイスを喰い、とうがらしちゃんぽんを喰いにいつものちゃんぽん屋へ。念願叶ってとうがらしちゃんぽんを食したわけだが、好みでいうと普通のちゃんぽんのほうが好きであった。こういうことはままあることだと思うので、以後はちゃんぽんのみを愛していこうと思う。あと、「このちゃんぽん屋は家族経営では?」という家人の推測に併せて、家族構成を当てはめてみたけれどもどうも今の店主の奥さんに当たる人が見当たらない。娘と思っているデキる看板娘が奥さんなのであろうか?疑問は解決せぬまま、本日はローソンでデザートを購入し、帰宅。

とうがらしちゃんぽん

赤紙バースデー

帰宅後、小一時間で本日はタナ先輩の誕生パーティという赤紙が届いていたのでおでかけ。winPCならと思い、音出しを引き受けたものの諸事情からアイフォンを使うこととなり、てんやわんやであった。itunes全然俺の直感と合わねぇ。と思いながら、なんとか音出し。音出しの合間に手紙と大喜利。こう書くと八面六臂の大活躍と思うかもしれないが、そのほとんどは椅子に座っていた。

天才 冥王亭さん

葬式リハーサル

今回の誕生パーティは葬式リハーサルというテーマで尚且つ、弟役ということだったので、下記のような手紙を用意した。

悪口しゃくれ(姉)への手紙

暇な人は読んでみてね。

本日は姉美幸の葬儀にお集まり頂きありがとうございます。異父異母兄弟の福田是臼(ゼウス)です。 ゼウスのゼは是正勧告の是、ウスは、臼と杵の臼です。 また異父異母兄弟と申し上げましたが、これは私自身が姉美幸の両親によって誘拐され、育てられたことによるものです。姉の日頃の行動からも推察されますが、粗暴で口が悪い割に、気が小さい。これは両親の血を色濃くひいているものです。元警察官のハルミは大阪府警で一番許可のない発砲を繰り返し、ギネスに名前が載っています。もっとも驚いたのは、卵の安売りの在庫が自分の2人前の段階でなくなったことに逆上し、最後の卵購入者の頭蓋を撃ち抜こうと銃を発砲しようとした刹那、ハルミの前に並んでいた男性がおもむろに銃口に右手の親指を突っ込み、銃を暴発させ、ハルミはその場で捕縛。銃を暴発させ最後の卵購入者の頭蓋を救ったその人こそ姉美幸の父福田キャットフード売り太郎です。その出合いから数年後、二人の手によって乳幼児だった私は誘拐され、美幸の弟となるわけですが、それはまた別の機会にでもお話できればと思います。 さて、姉の美幸ですが生前は会社支給の交通費を不正受給。これは半ば暗黙の了解的に会社から黙認されていたのですが、上司との折り合いの悪さから上司が問題化したせいで、数百万という単位の返金を会社に求められ返金をしたり、福岡からの帰り道の高速道路で居眠り運転で車を大破。後続車がいたら大事故というような事故を起こしたりと活発な姉でした。忘れられない出来事としては姉の四十路の誕生日が差し迫ったある日、当時ミャンマーで闇医者業務に従事していた私に連絡があり、金髪の年下の男と結婚したい。と涙ながらに電話をしてきました。どうやら同窓会でいろいろメンタルを削られたようで逆転の一手はこれしかない。と考えたようでした。私はそこからマリッシュ、アオッカ、ペアーズ、ウィズと検索して出てくるすべての婚活アプリに姉の名前で登録をし、マッチングを待ちました。しかしながら四十路手前のシャクレに反応を示す金髪の年下なんているはずもありません。万策尽きた私は当時プレイしていたワールドオブウォークラフトのギルドの中で姉の無茶振りを愚痴っていました。すると、そのギルド仲間からお手伝いしましょうか?と声をかけてくれたのが、ベンチュイチューイでした。そこから話はトントン拍子に進み、ベンの来日まで漕ぎ着けることができました。あくまで自然な出会いを演出できるよう金族バットのエマくんにも協力いただき、バンドのメンバーとして自然な出会いを演出できました。因みにここまででベンの渡航費、日本での生活費で僕がミャンマーの闇手術で稼いだ費用の3割は吹っ飛びました。またベンには5年契約で偽装結婚のお願いしていました。おりしも時代は逃げ恥ブーム。僕は全財産をかけ、姉のためにどす黒い逃げ恥をプロデュースしておりましたので、今でもヒラマサさんとみくりさんの顔を見ると、やるせない気持ちになります。そして5年契約が終わる今年、年初からベンと継続契約の話し合いをはじめていた最中の姉の死。これ以上の無駄銭を使わずに済んだという安堵と姉はなぜボブ・サップに一発にかましてくるという走り書きのメモを残してなぜ死体で帰国したのか?という一抹の謎は残りますが、それは姉の性格から考えると些末なことです。 姉が亡くなるまでは決して他言しないと契約を交わしていましたが、ベンくん、君は今日から自由です。おめでとう。 これを持って、姉美幸とのお別れの挨拶にさせていただければと思います。

大喜利はいつも通り、面白いよりも数を重ねる。という戦法でスケッチブックを使い切ってやった。タナ先輩も満足そうでなによりだった。兵庫から友達がいないヤマトも来ており、またヤマトの久しぶりな感じが薄れた。本当にプレミア感のない兵庫県民だな。と思いつつ、プレミア感がないのはなによりだな。とかも思っていた。

ヤマトへ

ヤマトは大喜利以外裏方としての仕事を全うしていた。大喜利はまだ「面白い」に囚われてしまい、数が出せずにいる感じだった。芸を志してやってるやつでもそう「面白い」を掴めることはないのに、一介の素人が「面白い」を掴めることは稀有なのだ。ただ一介の素人でも数を重ね、地場を作り、空気感を演出し、素人の浅い沼地で小さい笑いが起こればそれは勝ちなのだということをヤマトはまだ学んでいないけれども、次くらいには学んでいるかもしれない。勉強だけはできるので。

帰宅

20時に終演後、妹の家におでかけしていた家人と一緒に帰宅。家人は「まだ夜、さみぃな。おい」と2回くらい言っていた。