はじまりはいつもちゃんぽん
つい数日前まで金曜が休みだとは露知らず、棚から牡丹餅3連休であった。金曜はまたちゃんぽんを食べにでかけた。二人して「ちゃんぽんも美味いけど、豚骨ラーメンも美味いので、豚骨ラーメンを」と行くまでは話しているのだけれども、注文の際には二人して「ちゃんぽん」を注文してしまう。
ちゃんぽんの破壊力
この店の「ちゃんぽん」の魅力は破壊力がすごいな。と思いながら、ちゃんぽんを啜る。金曜ということもあってか店員のお姉さんがこれまでに見たこともないユニフォームを着ていた。ちゃんぽんを食したあと、天気も良かったので散歩。
散歩してたら雨
十日市まで煙草を買いに足を伸ばす。河原町でサグを作るための青梗菜などの野菜を購入。途中で天気雨が降ってきたのだけれども、その日の格好が帽子を被っていたため、体感では雨に濡れなかった。帰宅後、宇宙兄弟を観ながら明日の朝のカレーを作成。
スープカレーを作る
買った野菜を使って出汁を取ってのスープカレー。最近、スープカレーをよく作るのだけれども、よそってみると水分が多いカレーという感じでスープカレーっぽくはない。通常のカレーの倍以上の水分で煮込んでるんだけど足らねぇのかな?と思いつつ、ほどほどに美味いのでそれで良しとしている。ま、作った人間がスープカレーだ。といえば、それはスープカレーだ。よしよし。

スープカレーを食す
土曜の朝はスープカレーからスタート。圧力鍋で20分煮たら、ニンジンも溶けかけのアイスクリームのようにすんなりスプーンで切ることができる。ピーマンや玉ねぎはへなへなで触感はそんなにグッとこないもののスープの具材としてみると役割は果たしている感じ。そして朝から野菜たっぷりの総合栄養食カレーを食すとなんとなく健康的な気分になる。こういうのが大事なのであろう。
歯医者へ
ま、14時までしか飯を食う時間を許していない自分としては特に朝は好きなものを喰うのが大事である。アイスも1本食ってフィニッシュ。そこから宇宙兄弟を少し観て、風呂に浸かる。風呂から上がると歯医者へ。歯医者の帰りにフルーツサンドを購入しようと家人に多めの金銭を請求。家人から「万にひとつ、ペイペイなら全額返ってくる可能性がある。フルーツサンドはペイペイで買うべし。費用は補充しておく」とのお言葉をいただき、通常通り、歯医者に支払う金銭を握って出立。
大型バージョンチェンジ
歯医者は以前、元ヤンみたいな会話方法だなぁ。と思っていた若い歯科助手さんが大型バージョンチェンジをしていた。話し方が非常に柔らかくなっていた。なんだ。この短期間になにがあったのだ?もう一人いる昔からいる歯科助手さんの少し舌足らずな会話方法のほうが患者のニーズが強いことを認識したのか、すこし舌足らずな会話方法に寄っている気さえする。
歯が欠けている
その歯科助手さんが途中、「あれ、ここって前から欠けてましたっけ?」と歯が欠けてるとこを発見。本人が気づいてなかったので有難い。歯科医の先生に伝えてくれて処置。「これ、ちょっと浸みるかも」と処置をはじめた瞬間に神経をギリギリ刺激するような痛み。ただギリギリ我慢できる。「どう?」と問われたので「ギリギリですね」と答えたものの明らかに麻酔してまでするような感じではない治療なので、歯科医は「やっぱり」という回答をしたのち、治療を続けた。だから、たまにギリギリの痛みを感じ、常にギリギリの痛みがいつ来るのか?と構えながらの治療となったもののそんな時間は1分くらいだった。その作業で消毒のような工程が終わり、あとはゴムみたいな詰め物をしてレーザーで瞬時に固めて治療終了。
診察台の上で音楽談義
治療後、歯科医の先生と音楽の話。「あのAIって歌手の人とかMISIAって人は声がいいよね。」と歯科医の先生が言い、「いいですよね。低くても太くて迫力がありますね。」と答える感じ。途中で若い歯科助手さんに「あのアルペンの人って誰かいね?」と歯科医の先生が聞いてて歯科助手さんは「?」って感じっだったので、「広瀬香美でしょう?あれ、30年くらい前なんで、この子まだ生まれてないですよ」と助け舟を出して「そうかワハハ」というような会話をした。でも、そうか俺、30年前でも中学生なのか。ということに思い至り、時の流れを感じた。
フルーツサンドを購入
帰りにフルーツサンドをペイペイで購入し帰宅。帰宅後、家人から「お、ペイペイ間に合ったか?」と言われ、「間に合ったよ」と答えると、「いやぁ、つい忘れて風呂に入っててさっき送ったんだよね」と言われた。若い歯科助手さんが歯の欠けを見つけずにスルーされていたら、フルーツサンド屋で残金不足で恥をかいていたと思うと、若い歯科助手さんへの感謝の気持ちでいっぱいになった。フルーツサンドを喰ったところで岩国へ向け、出発。
じいさんの迷い
14時までしか物が喰えないので、弁当でも買って電車に乗ろうと思い、駅の弁当屋へ。二人ほど先客がいて、最初の一人のおばさんは店員と10秒くらい会話をしたのちに弁当を購入し、店を離れた。もう一人は70代くらいのじいさんで都合2分くらい悩んで結局何も買わずにその場を離れた。次に自分の番となり、店員さんに話を聞くと「ほとんど売り切れで花籠むすびと根菜むすびしかない」とのこと。根菜むすびを秒で選択し、購入。購入後、自分の前のじいさんに想いを馳せる。じいさんは購入する、しないの逡巡をしたあと、するを選択し、次に花籠or根菜の2択を迷い始めたのだろうか?または購入する、しないで2分も悩んだのであろうか?どちらにせよ結果購入していないので、結論は「購入しない」であった。あの2分間はじいさんの中で無駄な2分なんだろうな。いや、果たして本当にそうか?みたいなことを少し考えて詮無いことなので考えるのをやめた。
岩国へ
電車のダイヤが狂っており30分前に到着したはずの電車に乗り込み、岩国へ。最近、岩国にはよく来るな。duoばっかりだけど。降りて歩いてたら、不思議な看板をいくつか発見。やはり知らない街を歩くのは楽しいな。リハもほどほどに終え、ここで末広ラーメンと思ったが、何とかファスティングをしている自分としては我慢。水だけを飲み、本番。
スガタくんとカンダさん
このライブはスガタくんとカンダさんが遊びに来てくれた。カンダさんに乳酸菌とポカリの差し入れを頂いた。ありがたい。スガタくんは会えなかった2、3年で急に人生という車のアクセルを目一杯ふかしており、人生がものすごく進んでいた。単純になぜかうれしかった。他人事なのに。今度会うと決まってるときにはなんらかお祝いをあげようと思った。Caribbean.comの視聴3か月分の費用でもプレゼントしようかな。
ライブ
ライブはこないだと同様途中で一回トラブルが発生。アンプから音が出ない。困った。困ったものの前にこの地獄は見たことあるので、原因の可能性が高いケーブル廻りを触っていたら、音が復活。途中からまた普通に演奏。焦らなければなんとかなるものだな。と思った。ライブ終了後は22時8分の電車で帰宅。




卒展を観に
帰宅後、宇宙兄弟の続きを視聴。アスキャンのメンバーがロケット飛ばし大会に出ていた。日曜は宇宙兄弟の続きを観ながら、途中で王様ランキングの最新話を視聴。その後、安佐南区へお出かけ。ネットで見かけて興味を惹かれた広島市立大学の卒展に行ってみた。知り合いが在学中でも行かなかったのに、なぜこのタイミングで行こうと思ったのだろう?と自問してみる。
老いへの抵抗みたいなもの?
恐らく年を取り、ずっと自分がバンドで作ってる曲というものに不安があるんではないかな?と推測した。人一人が思い続けることなんて変化があってもいいし、なくてもいい。ただ、変化がない場合、変化がないことを肯定?したくなる?のか、新しい脳が生み出す表現を見て何かを感じることはできるのか?感じることができなければそれは変化があるべきなのに、変化を恐れているだけの腰抜けではないのか?そんな自問の推測の答え合わせに行ってみようと思ったのかもしれないな。と思いながら、市大へ。
市大卒展
一棟丸々が展示場で2階から6階までのスペースに41、2区画で展示があった。油絵とか日本画とか区別があるものの使用する具材が違うだけでモチーフは限定されているわけではなさそうだったので、日本画のスペースは自身の強迫観念とも相まって驚きが多かった。中には買い上げの作品もあり、「いくらくらいの値がつくのだろう?」とか思ったり、自分はこの絵が好きだな。って絵があったりして面白かったな。彫刻のとこでは買い上げ作品が一番いいな。と思った。モチーフとかも素人でも分かりやすかったし、作品を作る工程といっても作った像に石をぶつけてる動画なんだけど、その石を投げるスピードや女性の作者さんだったので、石の投げ方、見てる感じ5つ投げて1つしか像にヒットしていない感じも楽しめて作品の工程も面白かった。あと学部に貼ってある張り紙なんかも面白くて何枚か写真を撮った。








ジャストなう不審者
不審者情報の張り紙を写真撮ってたら家人から「そこ女子トイレの前だ。既にお前が不審者だ」というナイスなコメントを頂いた。ざっと見たつもりでも2時間程度の時間がかかったけど、面白かった。生活の中にモチーフを見つける人、想像の中にモチーフを見つける人、技術に特化する人いろんな表現が混在していてここにいる人たちの多くはまだ何者でもないというのが最高だった。そしてこの展示のために生徒が講師が偶然に作ったのであろうという作品を発見した。

芸術とは?
テラスに押し込まれたマネキン。これも今次期ならアートなのではないだろうか?なんてことを思いながら、バスを待っていたら思ってたより早くバスが到着。早々に乗り込むと何のことはない横川行きではなく、Aシティ行きであった。くそう。しょうがないので、20年ぶりくらいにアストラムラインで大町まで移動し、そこからJR、市電と乗り継ぎ帰宅。

悩みは尽きぬけど宇宙兄弟
自分が思ってた曲への悩みは解決できたとは言えないもののいろんな人の作品から感じる自問みたいなものを一身に浴びるのは良い経験だな。と思いつつ、作曲に取り掛かるわけでもなく、宇宙兄弟の続きを見始めた。弟がなかなか大変なことになって、ロシアに行くことになった。