2022/7/23-2022/7/24

地獄の花園

週末に「地獄の花園」という映画を観た。バカリズムが脚本のヤンキーOLの映画である。 その感想として思ったのが、バカリズムの曲がり方?ひねくれ方?というものが他人より抜きに出てるんだな。ということである。 自分は、ずっと注目を浴びることのないバンドマンを数十年している。誰かに見つけてもらうような努力はほぼしていない。 そういった人間が斜に構えて、「売れてもやりたいことできなきゃ意味ねぇんだよ」「誰かに言われたら頑張ってもいい」的なことを言うと、 商業音楽家たちは負け犬の気持ちのいい遠吠えをBGMにアイスチャイでも一口口に含んで「ふふふ」と鼻で笑うのであろう。 ま、想像に難くない。よくある話だ。 しかしバカリズムは注目を集めるときも集めたあとも尖っていて、「地獄の花園」という映画も観る奴、作る奴、出る奴、関係者の全てを小馬鹿にして笑っているような気がした。「何こんなもんに必死になってんだよ。」みたいな空気がいつもどこかしらに流れていて、尚且つそれが魅力と言われるまでに昇華されている感じ。とても素晴らしいな。と思った。 どんなに有名になって文化人のようになってもずっと斜に構えて売れている。カッコいいなー。と思う。

性格は野生爆弾の方がいいと思う

あと野生爆弾にも同じことを思う。でも、圧倒的に野生爆弾のほうが性格は良いだろうと踏んでいる。 と、書き出したものの今週はめでたい話である。

ハッピーウェディング

以前、ウサギは数十人のメンバーが所属していた。 今はベースのメンバーの求人を出すくらい閑散としてしまった。 或る者は東京へ行き、或る者はFPの資格を取り、或る者は行方が分からなくなり、或る者はプロのギタリストになった。 そんな時代のドラマー他力本願寺が結婚するというので、香川から店長T嶋、ベースこうたくんと共に式に参加すると共に お祝いに2曲ほど演奏してきた。

めでたい

搬入

朝9時過ぎ、こうたくんの車で会場入り。機材を下して会場に向かうとレンタル機材屋さんとしてバックビートの金子さんと スロウダウンの店長さんがいた。旧交を温め、「最近、グループの景気いいですね。デカいライブハウス二つもオープンして」とか 近況の話をした。すると、「あと5分くらいで!新郎さん」と会場スタッフの方の声が届く。 5分で何をするでもなく、とりあえず音を出してみる。という感じで準備完了。

店長T嶋

店長T嶋はノーネクタイ、ニューバランスのスニーカーを履いていたので、「もしかしてそれで式に出るん?」と聞いたら、 「ははは、まさか!車にありますよ。着替え」と言い、のちに車で着替えたのだが、無意識に靴はニューバランスを履いていた。あぶない。あぶない。 11時から式で9時過ぎから会場にいるため、非常によく煙草を吸った。充電がなくなるまで吸った。 10時半くらいまで店長T嶋とこうたくんと三人で近況報告。 広島の近況報告を聞いて店長T嶋は驚いていた。「人生ってすげーっすね」みたいなことを言っていた。 あと店長T嶋は労働の拘束時間が長いのか、目の下に隈が出来ていた。

大丈夫か?店長?

「大丈夫か?」と聞くと、「大丈夫っす。で~」と 会話がマシンガンのように続くので若干「コイツ、躁状態ではないのか?」と勘繰ったが、大きくは外れてはおるまい。 式が始まる前に感じていたのだけれども、この会場は元のウサギのドラマーぶーぶの結婚式会場である。 「ウサギのドラマーは観音で結婚して、ウサギのギターは宇品で結婚する」という言葉が思い浮かんだので、 宇品で結婚した店長T嶋に言ってみたら「そうすね~そうすね~」と言っていた。 11時から式スタート。 他力本願寺が立派になっていた。大人になるとはこういうことだな。成長している。 嫁をエスコートし、誓いのキスなどをしていた。 その後、披露宴。 あ、披露宴の前に記念撮影。 撮影後、三人でノンアルコールカクテルを呑んだ。

他力本願寺披露宴

披露宴の最初に他力本願寺の挨拶。 多くの人の前で立派に謝辞を述べていた。 店長T嶋の前にはエビカニアレルギー対応の肉のパテみたいな前菜が置かれ、 自分とこうたくんの前には牡蠣やカニ、エビの乗った前菜が置かれていた。 こうたくんは牡蠣やカニ、エビの乗った前菜のあとに店長T嶋の肉のパテみたいな前菜も来ると思っていたようだったので、「あれ、俺たちの前には出てこないよ」という話をした。 芋の冷製スープ(ビシソワーズ?)を飲み、魚の料理を喰ったあたりで三人とも 「ん、今日のタイテ(タイムテーブル)は?」となった。

タイテがわかんないぞ。

そう、いつ自分たちは演奏をするのかわからない。 わからないとソワソワする。 そんな感じであった。タイテの重要さに気づくのが遅すぎる。流石、我らである。いつ煙草が吸えなくなるのか分からない状況に身を置くことになったので、三人とも妙に煙草を吸った。 数回目の煙草でスタッフのお姉さんに「そろそろ衣装直しが終わって入場されるんで、席に戻ってください~」と 諫められるほどであった。

入電あり!

席に戻り、メインディッシュの肉が運ばれてきた。 その刹那、会場スタッフから店長T嶋に入電。 「今、新郎新婦が写真撮影で廻ってるので、それが終わったら演奏して」とのことです!と店長T嶋が教えてくれた。 丁度そのころ、こうたくんと「さよなら絶望の大サビの最後のコードって何かいね?」という話をしていた。

店長T嶋、気づく!

そして「じゃ、そろそろ準備せんとね。」という段階で店長T嶋から急に 「座した屍(しかばね)ってたいがいですよね?」という指摘が入った。 座した屍とはこれからお祝いで歌う「素敵な生活」という歌のAメロの歌詞である。 思い起こせば、この曲「俯いて失速、手のひらを擦りむいた、あー台無しになった」など忌み言葉を超えた負の言葉しかない。 新郎新婦のリクエストと言えども、「何故!?」という疑問が演奏開始5分前くらいに課題として提示された。 が、無視である。全無視。 他の曲は店長T嶋が弾けないし、店長T嶋ストラトかと思ったら、モト冬樹と一緒のスタインバーガーになってるし。 ということでセッティングして演奏。 ま、2曲なんであっと云う間なんだけど、久しぶりのメンバーと演奏するのもいいな。面白かった。 店長T嶋のギターの音抜けが良かったので、音を小さくしてもらってたら、最終的に自分の音のほうが大きかったな。と 思ったりするけれども、なんか久しぶりで良かったな。本願寺も満足そうな顔をしていたので、座した屍オールオッケーである。

肉食うぞ。

演奏後、また煙草を吸って席に戻り、肉、デザート、ケーキ、珈琲を食してフィニッシュ。 こうたくんが「肉、トリュフのソースとパイにフォアグラ入ってましたね。」と言っていたのだけれども、自分も店長T嶋も肉を喰ったという思い出以外は曖昧であった。が、「うん、そうだね」と言っていた。全体的に幸せな雰囲気が漂う空間で良かったなぁ。と全てを喰い終わり思う。 奥さんもとてもいいひとそうな感じで良かったなぁ。と思う。

映えないバンドマン

最後にさっきまでの式や披露宴をまとめたエンディングムービーが流れた。 丁度バンド演奏前までの撮影素材で構成されており、自分たち三人は映っていなかった。 11時からの式、披露宴の様子の写真、動画にも自分たち三人は映っていなかった。 カメラマン、編集マンから見て映えないバンドマン三人って一体。と三人で傷を舐めあいながら楽器を搬出。 すると、次の式の用意をしていた会場スタッフ皆様の目が血走っていた。 店長T嶋が忘れていたモト冬樹ギターとエフェクターボードの機材一式を車に積み込んで帰宅。 おめでとう。本願寺!

談笑

夕方まで三人+家人で昔話などを楽しむ。 店長T嶋はレジを締めに香川に帰っていった。

日曜も懐かしい顔が

日曜はこれまた珍しくウサギのメンバーのなかたくさんがゆーきちゃんと遊びに来た。 なので、朝から豆のベジブロスカレーと夏野菜と出汁チキンのカレーを作ってお出迎えした。豆のベジブロスカレーは良かったものの夏野菜と出汁チキンのカレーがしっかり水抜きしたはずのアスパラが余力を全然残しており、煮込みの段階で出汁のふわっと香る個所をアスパラ出汁で上書きしていた。 アスパラは要注意。胸に刻んだ。

豆のベジブロスカレーと夏野菜と出汁チキンのカレー

いやぁ、立派になって

なかたくさんも10年とはいかないものの6,7年ぶりくらいに遊びに来てくれた。 ゆーきちゃんもかなり久しぶりに遊びに来てくれたと思う。 昼頃から夕方までかけて、いろんなことを話す。 仕事の話をしてみたり、サウナの話をしてみたり、バンドの話をしてみたり。 詳しく書くと、幸せにならない事象のほうが多いので割愛!

ケーキうめぇな。

途中お土産にもらったケーキなどを食す。 ありがてぇ。ありがてぇ。 なかたくさんは今日、サウナに行って久石譲のコンサートに行くと言っていた。 なかたくさんたちが帰ったあと、名探偵コナンの千葉刑事の恋愛談だけをピックアップして視聴するということをしていた。

コナンいいよね。

千葉刑事の次に白鳥警部の恋愛談を観た後に就寝。 久しぶりに会う人が多い週末であったのだけれども、なかなかいいもんだ。 みんな、楽しく暮らせよ。