2023/2/18-2023/2/19

この週は忙しかった。

この週は月曜から金曜までほぼほぼ練習をする。という大学生のようなスケジュールだった。
なので、サウナには全く行けておらず、しかも土曜も日曜もライブである。
これでは疲れが取れないな。と思いながら、金曜の練習終わりに徳ちゃんが「明日は17時からリハですよね?」との言葉。自分で窓口をしているのに全く忘れていた。
「そうか明日は夕方入りか!」ということで土曜の早いうちにサウナに行こうと心に決め金曜に就寝。

雨は予定を変える


土曜、朝、起床。
外を見ると背中を曲げて通行人が傘をさしている。
雨である。
これは可能性を狭める。圧倒的に狭める。
晴れであれば、起床時間の7時半から考えると、9時開店のスーパー銭湯、11時開店の銭湯と宇品2店舗も候補に入るが、合羽を纏って風呂に行き、合羽を纏ってまた帰宅。というのは興が削げる。というか湯冷めする。
あとの候補は14時からの歩いて2分の近所の銭湯、14時半からのちょっと離れた近所の銭湯となるわけだが、リハが17時ということは16時半には会場であるRootzについておく必要がある。となると、16時過ぎには家で徳ちゃんが迎えに来てくれるのを待機しておかなくてはならない。
ということで、小雨であれば濡れても大したことはない距離の近所の銭湯1択に絞り準備を整える。準備をしたあとで録画番組やネットフリックスを視聴。
上記の通り、先週は全く時間がなかったので録画番組も大量である。
その辺りをまずはロンハーの格付けの続き辺りから視聴していく。
TVもいろいろ制限がある中、模索しているとは思うものの同じ企画をメンバー変えてやってるとどうしても杉田かおる、国生さゆりのグレーゾーンを纏ったような女優さんたちの刃の応酬を思い出す。
どうしても比較対象がそこになってしまい、今は今で笑って観れるのだけれども、「あの時」と勝手に比べてしまうな。
家人も途中で起きてきて同じようなことを言っていた。

サウナへ


その後、アメトークを観たり、漫画の1話だけ読んでた「カラダ探し」の映画を観始める。
「カラダ探し」で3周目の今日になった辺りで14時前になったので、イソイソとサウナへ。
このイソイソにはサウナにやっと行けるぞ。という想いともうひとつ、先週14日に届いていたサウナ眼鏡のデビューがあったからである。
サウナの中は結構薄暗いところが多く、砂時計や1分計が見にくいところも多い。ま、薄暗いから集中してボーっとできるんだけどね。
そんな中なので眼鏡が欲しいところではあるものの、風呂なのでとりあえず湿気が多い、加えてサウナは100度近い暑さである。
眼鏡のフレームに良い影響を与えるはずはない。ということで、基本は裸眼で風呂にサウナに突入する。
僕はそこまで目が悪くはないのか?和彫りの方の彫り物の判別くらいはつくので、どの和彫りの方が今、一緒なのか。は分かるのだけれども、何が彫ってあるのか?まではよく見えないことがある。しかし、サウナ眼鏡さえあれば彫師の仕事っぷりまで見ることができる。
というサウナ眼鏡のデビューなのである。それはもうイソイソとなるはずである。
14時過ぎに入店。
入るとじいさんが一人だけで身体を洗っていた。
自分も身体を洗って洗髪をしているとちらほら人が増えてきて4人程度になった。
身体を清めた後、電気風呂、ジェットバスにゆっくり浸かって汗をかく。
上がって身体を拭いていよいよサウナである。デビューのサウナ眼鏡も忘れずに装着。
結果、サウナ眼鏡良かった。縁が結構熱くなるものの直接触れるわけではないからOKである。そして砂時計がどの位置からでも良く見える。ナイス。
100度越えのサウナに10分ほど入り、水風呂に1分浸かる。
窓を少しだけ開けて椅子を持ってきて休憩。あぁ、外からの風が頭から腹のほうへ吹き抜けていく。心地よく冷えた風が身体に心地よい。
今日は一発目が一番ほわっとなるな。とか考えながらサウナに数度入って着替えて時計を見ると16時まであった。
これもまたイソイソと帰宅。
帰宅後、美容グッズを顔に塗りたくり、ドライヤーが終わったちょうど良いタイミングで徳ちゃん登場。ありがたい。
Rootzへ。

アシスタンツレコ発イベント

本日はミクちゃん主催の大阪アシスタンツのレコ発である。
アシスタンツは去年の3月に広島でライブしてもらってからの縁なのだけれども、ライブ一発で広島の地下で蠢くおじさん、若者の心を鷲掴みにした。
その証拠にアシスタンツのライブ以降、アシスタンツTシャツを着たおじさん、若者が広島のライブハウスに雨後の竹の子のように現れ始めた。
昔のことは覚えていないけれどもここ数年では一番物販が売れるところを見たバンドである。
17時前に着くとアシスタンツの二人がリハをしており、軽く挨拶。再会を喜ぶ。
その後はウサギのリハ。玉ちゃんが雨なのでバスで動いてたのだけれども、多少遅れそうとのことであった。
そう、雨は人の移動時間も狂わせてしまう。
リハは自分も玉ちゃんも徳ちゃんも音が大きかったので小さくする。
その後、ルーペズ、MMboysのリハがあり、本番開始。
MMboys⇒ルーペズ⇒PinkReed⇒ウサギ⇒アシスタンツの順。
MMboysは憤懣やるかたない気持ちなのか、諦観のような心持ちなのかなんか溢れて流れているものがあるというような演出感と隠しきれない素直さみたいなものを感じた。
ルーペズは導火線ぶりかな?で観たけれども良い感じであった。新しくて懐かしい。今のようで未来。未来のようで過去。
結局、いつの時代にも求められるストロングスタイルのポップソングという感じ。
PinkReedはタケダの世界観を一人で表現するのでなく、人と話し、人と組み立て、人と考えの違いを知る。そういった細かくて小さい触れ合いを喜び、少しづつその世界に馴染んでいく。という途上のストーリーを垣間見せてくれた感じ。
ウサギはみんなで頑張る。以上。
玉ちゃんが「おーはしさんですか?」と話しかけられと言っていた。
僕は「ライブが良かった」と言ってもらってハイボールを奢ってもらった。
アシスタンツはもう会場みんなが大喜びのダブルアンコールの大団円。
酩酊状態のおじさんや若者が各々に奇声を上げ、その奇声が新たな奇声を呼ぶといった感じであった。奇声がいつもより多いな。と思ったら、大阪からも酩酊状態のおじさんや若者が投入されているご様子。みんな満足そうでなにより。
アシスタンツのライブはまたすぐに観たい!と思わせてくれるな。最高ですね。
イベント終了後、玉ちゃんが「また、さっきおーはしさんですか?」と言われました。と言っていた。
後から聞くと、玉ちゃんに「おーはしさんですか?」と声をかけてくれたのは大阪からのお客さん夫婦で夫婦でそれぞれ別々に玉ちゃんに「おーはしさんですか?」と声をかけてくれた模様。そしてその夫婦は奇声を上げながら、かなりの酩酊状態でライブを楽しんでたメンバーの二人であった。
しかもさっきハイボールを奢ってくれたのが旦那さんのほうであった。

打ち上げに行くのか?すぐに帰るのか?

ふと気づくとお客さんで来ていたS角先生がギリギリ立ってはいるものの明らかな酩酊状態で誰かと話をしていた。
S角先生に「打ち上げにいくのか?」と聞くと、「今日はもうダメだ。行かない。」と言っていた。
機材を車に仕舞い、会場に戻った時に再度S角先生に「打ち上げにいくか?」と聞くと、「迷っている。」と言っていた。
会場内で誰かと談笑をして外に出ると、まだ話し込んでるS角がいたので「打ち上げにいくか?」と聞くと、「行くけど、明日ライブなので早めに帰る」と言っていた。「じゃ、家も近いので雨も降っているし、一緒にタクシーで帰ろう。」
と提案すると、「お前は出演者、俺は客。帰りの時間は出演者であるお前のほうが遅くなるはずだ。だから、一緒には帰らない。
打ち上げに行くけれども、俺はもう眠い」とおっしゃられていた。
そして打ち上げ。
大阪からのお客さん夫婦も打ち上げに来てくれていたけれども、酩酊状態が酷く早々に退散。
ハイボールを奢ってもらったこともあり、雨の中で大変だろうと思い、これまた客で来てくれて打ち上げにも出てくれたヌイルの大石くんと夫婦をホテルまで送ることにした。
ホテルまでの道のりは2,300メートルだったのだけれども、そこまでの道のりは険しく面白いものであった。

あの頃


2時くらいまで酒を呑み、いろいろ話をしていたけれども次の日もあるのでそろそろ退散しようとみんなに挨拶していたら、S角は口角を上げ、音楽の話をしていた。
「お前は出演者、俺は客。帰りの時間は出演者であるお前のほうが遅くなるはずだ。だから、一緒には帰らない。打ち上げに行くけれども、俺はもう眠い」と言っていたあの頃が嘘のようである。
途中で切り上げさせるのも悪いので、一人でタクシーで帰宅。
帰宅すると、先に帰っていた家人が眼鏡をしたまま眠っていた。
日曜は結構遅くて9時頃に起床。

尾道チョップスティック


徳ちゃんが11時から12時の間に来るとのことだったので、それに併せて家人と用意。
家人は起床後、早々に珈琲を入れ、風呂の準備を始めた。
「ちょっと遅れます」と徳ちゃんから連絡があり、12時過ぎ頃に市内を出発、一路尾道へ。
本日はツインベース編成にて尾道でのサーキットイベント。
ツインベースの片方であるベンは前日から道後に家族旅行に出かけていたので後からの合流。
尾道到着後、荷物を置いた後にきょんきょんくんに出会い、まだフレンドのラーメンがある。との情報を得て、フレンドでラーメンを喰う。宇宙一のラーメンの大盛りを食す。
ラーメン食った後はいろいろライブを観て回る。
人体工学がメンバーが二人減ったと聞いてたけど、三人増えてて増減+1であった。
いい感じに続けれていて何よりである。
あとMCとか聞いてたら今日はいろんな地域から尾道に集まってきているようで主催者の意気込みを勝手に感じる。
そしてヌイル→アンチ→etosの怒涛の中年ライブタイムを楽しむ。
若者がこの流れだけ眺めたら、「あぁ、中年になったら叫ぶか、叫ばないかの二択になっていくんだろうな。」と思ってしまうようなラインナップで尚且つそう思わざるを得ない説得力のある3組である。良いライブであった。

栗原温泉


3組のライブ後、昨日から蓄積された疲れを取りに尾道の銭湯、栗原温泉へ徒歩で向かう。
2キロくらい歩いて到着。
番台のじいさんとの意思疎通が少し難しくて、1Fの銭湯に送り出されそうであったが、「サウナに入る」と3回くらい言って、2Fの銭湯に案内される。どうやら1Fは銭湯のみ、2Fが銭湯+サウナの作りになっているっぽい。
緑のバスタオルを渡され2Fへ。2Fは想像の半分くらいの大きさであったものの良い感じであった。いつ買ったか分からないSEXと表紙に記載のあるカストリ雑誌、ヤクザが怒った時に投げつけるあのガラスの灰皿、昔ながらの銭湯である。もちろん脱衣所はタバコの匂いが充満している。最高である。
チャリで四国まで行ったという若者集団と共に身体を清める。も、洗い場が4つしかなかったので、なるべく早く洗う。
早々に身体、髪を洗い湯に浸かろうと思ったら、若者二人で満杯の浴槽であったので隣の電気風呂に入る。
電気強い。バリ強い。
鉄の入浴補助のための持ち手を持っても電気が流れていた。
浴槽の両端から激強の電気が流れていたので浴槽の中央部分に入る。それでも電気ビリビリである。しばらく浸かって身体を拭いてサウナへ。

尾道サウナ


ローカルルールがよくわからないので、とりあえず緑のバスタオルを腰に巻いて入る。
入ったらおっさんの先客が全裸で汗をかいていたので、とりあえずバスタオルのことを聞いてみた。すると、バスタオルを巻く必要がないこと、出入り口にタオルをかけるフックがあることを教えてもらう。早速、タオルをフックにかけたりして、初めての場所のサウナを楽しむ。
なかなか高温の乾式サウナで良き。水風呂も冷たかった。
肉体&精神の疲れを回復させ、会場へ戻る。
帰りにetosご一行に出会う。生産性のない会話を楽しみ会場へ戻る。
そこからリハをしてライブ。

ライブは楽しいな。

ベンも徳ちゃんも頑張ってくれたなぁ。ありがとう。
ライブ後、モンキービジネスを観に行く。良いライブであった。
自分のライブの時にも気づいたけれども、どうやらS角先生が完成している。
恐らく明日には僕らのライブもモンキービジネスのライブの記憶はないのであろう。
下手したら、自分のライブの記憶も曖昧なのではないのだろうか?という完成度であった。
最後にサァディンヘッドを観てイベント終了。サァディンヘッドには暴力が注入されていた。
イベント終了後、ハイボールを呑み、フリーカレーとフリー麻婆豆腐をいただいて帰宅。
1時頃、帰宅。とても疲れていた。
月曜の朝、起きたら7時半でビビる。どうやらアラームの音量が0だった模様。

2023/2/11-2023/2/12

貸し切り銭湯10分

金曜の夜にサウナ。丁度入れ替えの時間帯だったのか、20分くらい銭湯が貸し切り状態であった。
循環するジェットバスに注がれる水の音と自分が湯船で動く音と女湯のババアの会話のみが響く空間は最高であった。
途中でサウナに入り10分ほど温まっていると、3,4人増えていて見知った背中の方もお二方ほどいらっしゃった。
この後は流石週末というべきか人が割と増え続けてた。
1週間の疲れを銭湯で洗い流し、週末スタートである。

カレー。特に意味はない。

思わぬ30分前行動

土曜は朝から練習。10時に練習スペースに家人と共に向かう。
家に盛大な忘れ物をして駐輪場から家へ戻る。
しかもポンプフューリーを履いてて脱ぎにくかったので家人に盛大な忘れ物を取りにいってもらった。ありがたい。
その忘れ物のせいで10時少し過ぎそうだな。という感じだったけれども、家人が「ま、5分の遅刻はセーフだろ。」というので、そのまま練習に急ぎ足で向かう。5分前に到着した。
朝の飲み屋街は交通が少なくてスイスイであった。
そして練習スペースに着くと誰もいない。「まぁ、よい」と思っていると、家人が「ありゃ、今日練習10時半からじゃ」と教えてくれた。自身で調整して10時半にしたのにすっかり忘れている。これが加齢というものか。と思い至るも、
何するでもなく、30分ほど待つ。
メンバーが揃い練習。

昔の曲多め


本日のライブはセットリストを決めておいたので、その曲群を2回づつ繰り返し練習した。
昔から居るメンバーでのライブだったので、昔の曲を多めにしてみた。
久しぶりにしたらいろいろ適当になる部分もあるけど、これを味というのだろう。と自分の中で結論付けた。
練習後、家人は風呂に入りに家に帰り、たまちゃんも用事なのか家に帰り、こうたくんは金がないと言ってコンビニに向かっていった。

現金がない!


一人で2時間ほど時間をつぶす必要があったので、昼飯のために街中をウロウロした。
ウロウロしながら気づいたのだけれども、現金の手持ちがない。
家人は「練習終わったら現金渡すけ、それで飯を喰え」とおっしゃっていたけれども、イソイソとチャリを漕いで帰って行かれた。
最後の頼みとなるペイペイを確認すると、1700円あった。
「よし」と思い、日ごろあまり喰わないものを喰おうと街中のとんかつ屋を目指し歩き始めたのだけれども、持っている武器はペイペイのみである。
もし現金しか使えなかったら、無銭飲食犯として幟町の交番辺りに連れて行かれ、家人が演技臭い発声で「うちのゆちやんが…ゆちやんが…」と警官の同情を誘う演技をするか、もしくは金を私の頬に投げつけ、「なんでお前は金も持たずに店に入るんや!」と叱責をすることで警官から「まぁまぁ、奥さん、ご本人も反省されていらっしゃいますから」と同情を誘う演技をするか、どちらにせよ恥ずかしい思いをする可能性がある。と思い至ったので、とんかつ屋は却下した。
歩いていると、そこに松屋があったので、松屋に入った。

上手にペイペイできるかな。


こういう全国チェーン店は電子マネーも使えるという自信があった。また券売機にもペイペイのマークがあった。
「ふふふ、間違いない。」
余裕綽綽(しゃくしゃく)で松屋の自販機に対峙した。
外食の際、何故かは全く分からないのだけれども「足りなかったらいけない」という想いが必ず頭をもたげる。
その結果、「並」が程よい。と推測できてもつい「大盛り」のボタンを押してしまう。加えて、卵とサラダと味噌汁のオプションも選択。
そしてペイペイで決済。
コードを翳すところも点滅してるのでペイペイを立ち上げて翳す。
「ふふん、これで完了じゃ。」
と思っていると、しばらく経っても決済が完了しない。
もちろん少しあたふたする。
しかし、少し落ち着いてペイペイの支払いボタンを押してバーコードを大きく表示して、もう一度チャレンジ。次は成功。
いやぁ、良かった、良かった。と思ったのだけれども、後から考えたら、ペイペイの支払いボタンを押してバーコードを大きくしたから決済できたのではなく、ペイペイの支払いボタンを押してQRコードを表示したから決済出来たのだ。ペイペイのバーコードとQRコードを頭のどこかで同一化させてしまっていた。
そして、ギリギリで「大盛り」を喰い切り、退店。

誰よりも入りが早い


やることもないので、とりあえず会場に向かうと会場はもう開いていた。
丁度いいので、PA卓の確認なんかをさせてもらってたら、出演者のみなさまがちょいちょいと現れ始める。
主催のkthemusicgirlのオカダさん、ウスイさんが到着したくらいでリハ開始。
speakerのPAを頑張って行う。
speakergainteardropは音を大きく出せば、後は演奏者がほぼほぼ良いバランスを作ってくれるので、ほぼほぼフェーダーを上げることくらいしかすることはない。
speakerのPAをして、自分たちのリハをして、あとは会場内をウロウロしたり、リハで声が枯れたので喉ケアの飴などを購入しに本通りのウォンツなどに出かける。

SGTは演奏が上手いので、PAは楽。

イベントスタート

kの岡田さんが作ってくれてた


イベントは主催のkthemusicgirlからki-wi、ウサギ、oz、speaker、yoromekiとナイスな布陣。
ウサギの時以外は基本堀部さんの隣で照明をしていた。
すると、立ち仕事に慣れないせいか非常に疲れた。
えぇ、写真を撮る気力もないほどに。
ステージの前線ではプロの客2人が会場全体を巻き込み、盛り上げていた。
プロの客は「とりあえずアンコール」という技を持っており、演者たちに「まだ、来い!まだ、来い!」と言う。
流石である。
しばらくすると、プロの客の片方は飲酒が過ぎたのか、電源が落ちたのかwindows95のシャットダウン音が聞こえるような勢いで横たわり大人しくなっていた。気づくと家にご帰宅されたとのことであった。
同時というか行き来できるイベントとして「コンクリ詰め」も開催されており、そちらのほうも観に行ってみた。
モンキービジネスが抜群の演奏をしていた。モンキービジネスは非常に高いポップセンスを持った楽曲をパンクに落とし込むという形で熱さと耳障りの良さで思わず身体が前のめりになる。そんな感じである。
ウサギもポップさをオルタナに落とし込むという手法なのだけれども、身体が前のめりになることはそんなにない。
オルタナ色の他にもパンク色も導入したいところだ。などと個人的な感想を持つ。
打ち上げはいつもの場所で台湾料理を食し、帰宅。

疲れている。


日曜は起きた段階から身体が重い。
恐らくは照明のために慣れない立ち作業をしていたためと思われる。
泥のような身体を転がしてソファに移動し、録画番組とネットフリックスの未視聴のブルーロックとスパイ教室を観る。
家人も同様にゴロゴロしてたので、目標が必要だな。と思い、ちゃんぽんを喰いにいくことを提案。
11時半の開店目指して準備していたはずが13時過ぎに来店。

ちゃんぽんもケーキもgood


ちゃんぽんはいつ食っても美味い。ミニ炒飯もごま油が効いてて食が進む。
帰りに新店のケーキ屋でケーキを購入。
近隣の店舗では割高な感じ(一番高いやつで税込み650円くらい)だけど、喰ってみたら満足度が高いので良いと思う。
店内にフランス語の賞状と日本語の金賞、銀賞、銅賞の賞状が飾ってあった。
個人的にはフランス語の賞状と日本語の金賞だけ飾って「この時点で僕はMAXでした」アピールするかなぁ~と思ったけれども、いろんな大会で賞を受賞してますアピールのほうが一般的には信頼度が高いのかな?とか余計なお世話な考えを巡らせていた。

中1日でサウナ


帰宅後は昼寝をして、「これは!」と思い立ち、疲れを取るために銭湯へIN。
日曜の夕方はなかなかの入りだったのだけれども、上手いこと立ち回り、待つことなくサウナを3周キメて芯から疲れを癒す。
癒したところで何をするでもないけれども、身体が多少でも軽くなったのでよかった。

最近、サウナ用眼鏡を買いました。

IWGP


サウナから帰った後、なんとなくIWGPを観始めた。今観ると、窪塚洋介の演技が素晴らしいな。と思いながら4話くらいまで観て就寝。

2023/2/4-2023/2/5

山口から弦を交換に

朝から両親が荷物とギターを持ってやってくる。
荷物は畑で取れた野菜などでありがたい限りではあるのだけれども、もう一つのギターが大変である。
父の訴えによると、「ギターの弦を変えようとすると弦が切れる。」
「もういい。ギターなどもうしたくない。」学ぶ姿勢を極力排除した自身の想像以外のことはすべて面倒くさい。
お手本のような老害マインドである。しかし、このマインドを70年続けてなんとかなっているのはこれもまた特徴だと思う。

健康なボケ老人は困ると思う


そしてギターの弦を変えるごとに広島に来られても困るし、せっかく始めたギターをやめ、日がな一日TVと競輪放送を眺め、脳のシナプスへの刺激が減り、認知症へ急速にハンドルを切られても困る。
父は元柔道部で現在でも180センチ、90キロ程度の体躯を誇っている。
悪気がなくても認知で暴れられたら非常に困る。
そのためにも指先から弦を抑え、脳のシナプスに刺激を与え続けなければならない。
ようやく70を超えて”へんくうタレ”(天邪鬼みたいな意味かな)が始めた趣味である。
手放されてはいろいろ周囲が困る可能性が上がる。
という諸々の事情の元、弦交換のスタートである。
父の持っているギターは前に自分が使っていたドブロっぽいアコギである。
ヘッドはレスポールと同じタイプである。
自分がfenderを使ってるのであまり慣れないヘッドではあるけれどもある程度の知識はある。

内側を理解してほしい


なので、「いいか、巻いた弦が内側に来るようにする。これだけだ。」と最初に宣言する。
当然、「内側とかわからんわ。わしには出来ん」という言葉が返ってくる。
開始2秒で諦める。とかチャレンジとかやったことないことをしてみよう。とかの現代の思想とは真逆である。
しかし、ここに体験を加えると興味くらいは持つ。
2本、こちらで弦を巻いてみる。
「ほら、こうやって内側に弦がくるように巻くのだよ。」
と手本を示してみる。すると、「自分で巻いたら弦と弦が当たっていただけれども、これは弦と弦が当たっていないな。」と一応弦を変えようとやってみた体験が功を奏し、「なぜ、こいつは上手く巻けているのか?」という疑問を持つ。
疑問をもったところで「だから、さっき言った内側ってやつだ。両方とも内側になっているだろう?」と言うと、「あぁ、内側とはそういうことか。ふんふん」と聞く姿勢が出来上がり、内側の意味も理解したご様子だ。

言ってみせ、やらせてみせ、させてみて


ここで「3本目は自分で巻いてくれ」というと、嫌がりながらもコツみたいなものは勝手に感じ取っているのでそれを試したいという想いもあるので、素直にチャレンジする。チャレンジはするものの上手くいかないとすぐ投げ出すので、細かいとこなんかは一緒にやってみる。
そして巻く方向を考えて理解したら、弦を巻かせてみる。思ってる方向と逆に巻いて失敗する。でも、ここで思ってる方向と逆に巻くと正しい。ということを
理解して弦を巻くことができる。
同じように反対側の弦も2本こっちで巻いて最後の1本を巻かせる。
上手くは巻けないけれども理屈は理解した模様。
自分は自分で「今の俺は山本五十六。今の俺は山本五十六。」と思いながら対応すると優しくなれることを学んだ。
そしてチューニング。

チューニング


チューニングはオクターブを間違えてチューニングしたと思われるので、「弦が切れそうだったら弦を緩めながらAやらEに併せると良い」と伝えておいた。「めんどくさい、わからん」と言っていたが、チューニングを併せてギターを渡してやると、「今度、またギターの発表会に誘われている。わしはめんどくさくてもう出たくないんじゃが、今度は拓郎(吉田拓郎ね)以外をやろうと思う。」などと素直じゃないことを言う。
そして最後の仕上げに母に全ての内容を伝える。
多分次回の弦交換で父が覚えているのは「内側」くらいなもんであろう。そして、「出きん」と言って放り投げる。
そこで母が登場し、「こうやるんじゃなかったの?」とフォローする。多分、これでなんとかなるのではないだろうか。
朝から一仕事を終えた気分で家人を連れてアウトレットへ出かける両親を送り出して、録画番組などを観る。

湯田へ

13時頃からお風呂セット、タオル、美容用品、着替えなどをリュックに詰めて13時半ごろ出発。
市電に乗り込む。うまい具合に横川線が来ていてラッキー。
13時50分頃の山陽本線で山口へ向かう。
本日はオルガンズメロディで行われるイベントへ向かう。九州で何度か対バンしたことのあるthecampsのライブを観に行く。
前に神棚onthewallの企画でウサギduoで出演させてもらった際にthecampsのボーカルやすますさんに終演後、おすすめのラーメンを食べに連れて行ってもらい、ラーメン食った後に博多駅まで送ってもらったので、そのときの恩もあるし、何より40超えてライフワークがひとつ無くなるという人たちの生きざまみたいなものを観たくなったという感じ。

岩国最高。


14時半ごろ、電車は岩国到着。
次の乗り合わせまでに45分くらいある。
寒空の下ただただ待つ。と思っていたけれどもご飯も食べていなかったので、駅の構内を歩いてみたけれども飯を喰うところもない。
ダメもとで駅員さんに事情を話してみると、本来は良くないのだけれども事情は分かる。僕はずっとここにいるので、出てもらってまた入る時に僕に切符見せてもらったらいいですよ。と気を使っていただき、改札を出て末広食堂でラーメンを喰う。
こういうことってある程度の経験?立場でないと責任とか言われる感じもするし、多分、全員にこういう対応ができるわけではなく、時間帯や混雑具合で出来る対応と出来ない対応があるのだとは思うのだけれども、非常にありがたく、何か真心に触れた感じがして非常に嬉しかった。
レアケースのありがたい想い出となった。
腹も心も満腹で15時15分くらいの山陽本線で小郡へ向かう。

神の雫を読む


車中、延々kindleunlimitedで「神の雫」を読んでいた。
読んでいて思うのが、アルコールを一口含んで景色や想い出、絵画や歴史的事件などを引き合いに出し、味をわりと長めに語る。
これがワインというものなのだろうか?と思うと、すごい世界だな。と思う。
ま、バンドも曲聞いて蘊蓄を披露し、推測なんかも披露なんかをする人もいるし同じようなものかー。と思い至るのだけれども、ワインはその蘊蓄(表現)具合が大事。というようなことを読んで、いやバンドよりすげーな。とか思いながら読み進めた。
デキャンタージュ、テロワール、マリアージュなどの斜めから見ると面白いワードをいくつか覚える。
小郡に着いた後は山口線に乗り換え。ここでも15分くらい待つ。

湯田は人気スポット


山口線で湯田温泉駅まで向かう。2両編成の車内はパンパンであった。
湯田温泉駅到着。18時前であった。パンパンの車内のそのほとんどが湯田温泉で降りた。
これが観光地の力か。と改めて感じる。
あ、ひとつ豆知識。
確か今年対応されると思うのだけれども、上記日付時点では山口はsuicaとか使えない。
なので、広島からsuicaやicocaで改札を超えて山口に向かうと面倒なので気を付けたほうがいい。まだ切符一択である。

風呂へ

おんせんの森


湯田温泉駅に降り立ち、早々に「おんせんの森」に向かう。
18時過ぎに温泉に浸かる。以前、訪問時は露天にも気づかずサウナに直行していたので今回はゆっくり露天にも浸かる。
サウナも十分に楽しむ。サウナがそこまで温度が高くないので10分以上サウナに入ってたらあっという間に時間が経った。
水風呂もそこまで冷たくなくて、水風呂に入る時間も長めであった。
外気浴は椅子もたくさんあり、ベンチに座ってボーっとしていると1回目で頭がクラクラになる感じで気持ち良かった。
これを整うというのかは知らないけれども、頭フラフラでほぼほぼ真っすぐ歩くことしか考えれない状態を整うとは言わないだろうな。とか思う。どちらかというとこの状態は「キマる」のほうが適切なような気がする。
サウナ内でオルガンズで見かけるお客さんの方と出会い、話したことはなかったけどお互いに見たことあるという既視感で会釈して軽く会話。こういうサウナでの出会いも良いもんだな。と思う。後ほど、オルガンズで再会。
19時半ギリギリまで風呂に入り、オルガンズへ。

ライブ

furate
セリグマンの猫
and young…加納さん

多分furateからだろうな。と思っていたら、furateからだった。
本日はayatoが大阪でライブなので、PAはえいぞうさんがやっていた。
良い悪いというのではなく、PAが変わると分かるもんだな。と思った。
音響に興味がなかったけれども数年前から自分でもやるようになったからなのか「違い」が分かるようになってきた。
furateの次はセリグマンの猫。9月にアートブレイキーでご一緒したけれどもタイテを読み違えてて、ただただ焦っていたので今回ゆっくり拝見できてよかった。
運転手としてついてきていたデュビアのつじくんが車を擦った話と宿がないという話を聞いて、擦った話はなんともできないけど、宿に関しては「さないは神」で有名なさないさんがなんとかしてくれた。流石。
セリグマンの猫の次は大阪から加納さん。andyoung…も最高だけど、弾き語りでも最高。というのはズルい感じさえする。
因みにこの段階でハイボールを2杯飲んでおり、なかなかの酩酊状態。
多分ハイボールにおけるウィスキーの割合が多いと思われる。
しかしながら、なるべくオルガンズにお金を落とそう。と思っていたので、これでよいのだ。
最後はthecamps。campsを観に行ったのだけれども、3曲目の前のMC辺りで空いていた席に座り、酩酊状態で聞いていた。

the camps
the camps2


サウナ&アルコールで作り上げたふわりとした状態の上をcampsのメロディがcampsの演奏が上を流れていく感じが非常に心地よい。
アルコールで寝る一瞬前みたいな状態なのだけれども、しっかり感覚は活きている感じ。
良い体験であった。あれはcampsの音楽だからこそ与えられるリラックス状態だったな。と今、考えたら思うもののステージの上からみてたらただの酔った中年が腰かけて寝ているように見えていただけであろう。

クラムラッツ


打ち上げにも主催の神田さんのご厚意で少し参加させていただき、防府のサンドウィッチをごちそうになった。
その後、3杯目のハイボールに3口をほど口をつけたタイミングで撤退。
帰り際に遊びに来ていたかおるちゃん(クラムラッツ)とも話ができて何よりであった。
角島でみかけたよちよち歩きだった息子がもう小学校に入学するのだそうだ。
時が経つのは早い。
そして、後輩のさない&まごめと共に一緒に話してると会話の振り方が悪かったのか、「なんかいじわるしてますか?」と言われたので、「そんなことはないよ。」と否定しておいたけれども、後輩たちと会話しているかおるちゃんが少し面白かったのかもしれない。

さない邸へ

その後、つじくん、さないさん、まごめちゃんと共にさない邸へ向かう。
途中、まごめちゃん邸で毛布をピックアップして向かう。
車中、つじくんは人の名前が覚えれないといっており、さないさんのことを「さうちさん」と言ったり、「さなっぺ」さんだったかな?なんか言い間違いを連発していた。
さないさんは「明日の9時にジモティーの荷物の引き渡しがある」と言っていた。
まごめちゃん曰く「いまぎわのくにのアリス」を観ながら就寝。
一応、「あれ、多分いまわのくにのアリスやで」と教えておいた。
6時半頃、物音で起床。
さない家名物のブレーカー落ちが発生したらしい。
そこからうたた寝を少しして7時半頃覚醒。
煙草吸ったり、買っておいたグリーンスムージーなどを飲む。
8時に生命に関わりそうなアラームが鳴るも5秒くらいで止めてまた寝ている。
多分生命の危機でもそうなんだろうな。と思いつつ、煙草を吸う。
8時半過ぎにさないが起きてこないので、しょうがないので起こす。

おじさんはジモティー


起こしたら、早々に準備をしてエアーマットを携えて約束の場所に出かける。
それについて行った。
受け渡しは秒で終わり、「ジモティーって大体おじさんが来ますよ。」と心に残る明言を残してくれた。
その後、喫茶店でモーニングを喰う。看板メニューにチーズとの記載があり、それを避けたものを注文したのだけれど、
パンにマーガリンが塗ってあったが、なんとか喰えたので喰う。
帰宅したら、10時前。

歯は大事


つじくんはセリグマンの猫のメンバーが10時にチェックアウトすると言ってたので、そろそろ起こそうとさないさんと話していたら、既に起床していた。若いのに偉い。そして、「セリグマンの猫のメンバーにラインしてるんですけど、既読がつきません。」と言いながら、歯を磨いていた。つじくんは時間をかけて歯を磨き、磨いたあとに旅先でも糸ようじを通していた。
「歯は大事ですからね。」と言っていた。その通りだ。
「あ、既読つきました。半ごろこの辺に迎えに来てくれます」とのことで、少し談笑したのち、セリグマンの猫のメンバーと合流。
噂の擦った傷を見せてもらう。見た目では大したことがないと思われる。が、結果どうなったのかは不明である。
何事もなければよいなぁと思い、メンバーとつじくんを見送る。

清水湯

清水湯


見送ったあと、さないさん&まごめと共に清水湯という銭湯へ行く。
11時頃に到着し、「12時目処に出よう」と約束して入湯。
清水湯は湯が熱い。と聞いていたけれども、もともと熱い湯が好きな自分としては最初は熱いけれども慣れたら気持ちの良い湯であった。
あとスチームサウナが円形のプラスティックのような素材のスペースで地場のルールがあって素敵であった。
サウナに入る人のほとんどが湯桶に湯をパンパンに入れ、座る前に椅子と椅子の上の保冷パックの銀のシートみたいなものに半分湯をかけ、足元に置く。そしてサウナから出る前に残った半分の湯をまた椅子と椅子の上の保冷パックの銀のシートみたいなものに湯をかけ退出する。
という暗黙的ルールを学び、実践した。
水風呂は冷たく気持ちよい。外気浴ではないけれども休憩椅子も用意されており、とても気持ち良かった。
2セットサウナに入ったところで11時55分だったので、速攻で出る。

化粧をする。髪を乾かす。


濡髪のまま、一旦帰宅し、さないさんにドライヤーを借りて髪を乾かしたのち、美容セットを塗る。
そこから60分程度かけて、余所行きのさない&まごめを創りあげ、昼飯へ。
途中、まごめちゃんの実家の鍵の話を聞く。流石な内容で面白かった。
あと、二人はふじ苑の犬?猫?ペットの話をしていた。
ご飯は山口の名物バリそばを喰いに出かける。
そういえば、つじくんにもバリそばのことを伝えたのだけれどもずっと「バリうどん」と言い間違えていた。
バリそばは春来軒というお店が有名で尚且つまごめちゃんがバイトをしていたとのことでその店へ向かう。

バリそば

三人前


途中、まごめちゃんがいづつやで春来軒のスタッフさんのためにお土産を買っていた。
「あたしがあんなにヘマして遅刻しても温かく見守ってくれて感謝してます。」と感動的に言っていたけど、ただただ「遅刻してたんだな。コイツ。しかも結構な頻度で」と思った。
あと、まごめ情報なのでどこまで正しいのかは不明だけれども、バリそば、春来軒というのは店名が同じだけで全部違うらしい。
で、そのうちの1軒が春来軒だったか、バリそばだったかを商標登録し、山口バリそば界隈が揉めているらしい。と言っていた。
どこまで本当なのかはわからないけど、山口でバリそばやるんならみんな「春来軒」って名前つけるんだ~。というのが感想であった。

クレープ談義


その後、クレープ屋に行き、クレープを喰う。
さない&まごめがそれぞれ頼んだクレープをお互いに匂いを嗅がせ「ヤッバーい!」次にそれぞれ一口与えあい「マジでヤッバーい」という行事的な行いをしている間に黙々とチョコ苺バナナクレープを完食すると、「喰うのが早い!」と驚かれたので、「いいか、お前らが
匂いを嗅がせ合ったり、一口与えあったりしている間に黙々と喰えばこのスピードで完食するのはそう早いものではない。」というような感想を述べたりした。そういえば、クレープ屋に並んでいる間にさないさんがトイレに出かけ、帰ってくると「サキチヨさんへのお土産です。」とお気に入りの外郎を持たせてくれた優しい。ちなみにいづつやでまごめちゃんが春来軒のスタッフさんのために土産を選んでいる間に柿の種を塩キャラメルチョコでコーティングしたチョコを家人の土産に買っていたので、家人への土産もパンパンである。

プレミアム園芸店


その後、さないさんが2週間に1日しか空いていないという園芸店へ行きたいというので、そこへ行き、鉢植えを購入。
洒落た園芸屋さんで鉢植えやキャンプ?登山グッズ?果てはローカルブランドのTシャツまで置いていた。
さないさんがお気に入りの一鉢を購入し、次の目的に向かう間に「あのお店のオーナーさんは普段大工をしています。
大工をしているので、2週間に1度しか空いていません。」と説明してくれた。
さない&まごめはなんかお店をしている人の脇の情報に詳しい。本当か嘘か真偽のほどは置いといても人の脇の情報って楽しいよね。
メインでなくて脇の情報にこそその人の本当の人となりが潜んでおり、そこに触れれる気がするのが主な理由だと思われる。
鉢植えを後部座席に置いて、次は古着屋を目指す。

古着屋さんへ


古着屋はオルガンズにライブをよく見に来ている原田さんという方のお店で感じの良い古着がたくさん置いてある店であった。
人柄も腰が低く、とっつきやすい接客でとてもナイスである。
一品物の良い品物が多く見ていて楽しい。
まごめちゃんが米軍のトレーニングパンツみたいなのを買っていた。
店内に飾ってあったCDを見ていると、2割くらい自分も持っているCDで少し話をすると同世代ということが判明。
同世代というのが判るCDラインナップが郷愁感があり、良かった。

同世代の匂い


レッチリ、ベック、レイジ、ソニックユース、NIRVANAとかかな。
そういえばまごめちゃんが「私はソニックユースを知っている。」というので、少し掘って聞いてみたら、
「ソニックユースは外人です。」と自信ありげに言っていた。ま、そういうもんだろう。

スーパークレイジーちゃん


そのついでにさないさんがまごめエピソードを一つ披露してくれた。
shiNmmで東京でライブしたときに羽田空港でまごめちゃんから「ははめぐむいります?」と声をかけられ、「?、なんのことだろう?」と思ったら、「母恵夢(ぽえむ)」のことでした。と言っていた。
因みにまごめちゃんは山口でも有数の進学校出身で勉強ができるらしいので、多分教科書に載ってる話題は強いと思われるが、教科書に出てこない「母恵夢(ぽえむ)」は守備範囲外のようであった。
古着屋を後にして、防府駅まで送ってもらう。

広島へ


防府駅から一路広島へ。
ずっと「神の雫」を読んでいた。
帰宅後、家人に土産を渡すと「お、俺、塩キャラメル好きやで!」と言っていた。

防府の祭り


そして、TVを観てたら急に防府が出てきたので録画しておいた。と、今週は妙に山口づいていた。
観ると、海外の方がはじめて「裸坊祭り」に参加する様子であった。
そして「裸坊祭り」の意味合いをはじめて知った。
じいさんに手を引かれて屋台で欲しいものを買ってもらう祭りで、いい大人が身体中にハンコを押してもらって柄が悪くなる祭りという理解だったのだけれども、正しい知識を得た。そういえばうちの父親も何回か参加していたな。という記憶が蘇った。
ということは神輿を奉納したのであろう。
ふーん。
と思いながら、就寝。

2023/1/27-2023/1/28

最強寒波の残滓

起床。寒い。よく冷えている。
今年の最強寒波の残滓がところどころに残っている。
そして、「あぁ、ここは日陰なのだな。」と思わぬ雪解けの遅い場所で感慨深くなったりする。
8時半前に着替えてチャリに跨り出発。
8時45分頃、横川駅着。
時刻表を見ると、52分発で丁度良い電車があった。
「JRは割と本数が多いから勘で出てもなんとかなるな。」とか思いながら、ホームへ向かい、既に到着していた電車に乗り込む。
9時、目的地の駅に到着。
降り立つとさっきまでと景色が違う。
至る所に雪が積もっている。
止まっている車の上にも雪が。
「これはどうやら昨日の夜、ここら辺降ってるな。
雪、降ってるな。」と考えが至り、来た道を引き返そうとも思ったのだが、改札を超えたところでにーくんと目が合い、引き返すことを断念。
この雪景色の中、本日登山です。

滑るよね。雪。

登山口へ

にーくんも「結構、雪降ってますね~」と言っていた。
主催のS角を待つ間、駅に隣接するコンビニで飲料や食物を購入。
何気なく商品を見てたら人生初商品棚に並んでるヤクルト1000を発見。
「へぇー、これがヤクルト1000かー。」と感慨に浸りながら、麦茶とサンドウィッチを購入。しばらくすると、チャリでS角到着。
テクテク歩いて登山に向かうかと思いきや、ローソンで買い物を始めた。
買い物を始めたのでこちらも買い物を始め、チョコとハイチュウを追加で購入した。
そこから勝手知ったる道をテクテク歩き、登山口へ。
この登山口までが割と斜度も距離もあり、疲れる。
そしてマムシ注意の看板にはいつもメンタルを削られる。

自身の欠点

加えて、先日この山を登った時に一緒に登ってたおっくんから「ここのトイレ、確か自殺か殺人かがありましたよね。」と言っていたことをすっかり忘れていたのだけれども、にーくんが思い出して発言。
心身ともに疲れた状態で登山スタート。
駅の近くが雪景色だったので言わずもがな山は雪景色、雪化粧である。
そして足元は先達たちによって踏み固められた雪道。
滑ったら怪我すること必至である。
一歩一歩踏みしめながら登る。
一歩一歩踏みしめてるからなのか、心身ともに疲れてたからなのか結構疲れる。
途中休憩しながら、えっこらえっこら頂上を目指す。
程々の岩場を超えて頂上到着。
いい天気で雪が点在している。
疲れてたので買ってたチョコをむしゃむしゃ喰っていた。
チョコをむしゃむしゃ喰っていたら、横からS角が「チョコ要りますか?」とチョコを勧めてくれる。
「あぁ、こういうとこだな。」と思い至る。

天気いいよね。雪積もってるけど。

ナチュラルボーン吝嗇

兄弟がいたせいなのか、教育のせいなのか分からないけれども昔から菓子やその他のものも含めて、自分はシェア、分け与える気持ちが恐らく人よりかなり薄い。シェアしよう。とか、これはシェアしない。とかそういうことではなく、シェアすること自体が思いつかないのである。
「頂戴」と言われれば、もちろんあげるのだけれど、自分から分ける。という思想が全くない。
おそらく金銭的にも精神的にも貧乏なのだろう。と思い、直そうとも思うのだけれども、シェアすること自体が思いつかないので直るとかそんなもんでもない。
こういうことになると、いつも「なんて器が小さいんだ」と思うけれども、しばらくすると忘れてるので、この器のサイズがジャストサイズなのであろう。
なので、今後私が何か小分けに出来るものを一人で喰っていた場合、「おい、それひとつこちらに寄越せよ」と声をかけていただければ分けることができるので、是非声をかけていただきたい。

登山のカロリーを超える

頂上でそんな自分の欠点に向き合いながら、今後の計画を練る。
結果、「二郎系インスパイアのラーメンが喰いたい」となり、山頂から二郎系インスパイアのラーメンを目指す。
大きな問題もなく下山までこぎつけたのだけれども、降り立った団地がなかなかの雪国であった。
登山道は凍ってなかったのに、団地のアスファルトが凍っている。
ツルツルである。
ヤマトのトラックも団地の入り口で立ち往生してどこかしらに電話をしている。
今回の登山は団地のアスファルトが一番難儀であった。
団地のアスファルトを乗り越え、テクテク歩いて二郎系インスパイアへ。
13時頃着いたのだけれども結構な行列。
ついでに言うと、隣接のカレー屋のカレーは完売。
チキンカルダモンカレー、エビのレモンマスタードカレーと記載があった。
これはカルダモンが入ったチキンカレーなのであろうか?
マスタードが入ったエビカレーなのであろうか?
はたまたカルダモンのみで作ったチキンカレーなのであろうか?
マスタードのみで作ったエビカレーなのであろうか?
いずれも後者であれば一度食べてみたい。とか思いながら、数十分待つ。
隣のカレー屋も結構人気みたいで人がやってきては店員さんが「今日はもう売り切れなんですよ」と言っていた。
久しぶりに喰う二郎系インスパイアは昔喰ったのと同様、美味かった。
そして普通盛りで丁度良かった。
S角とにーくんは野菜増し、麺増しを選択しており届いたラーメンは先ほど登った山より高い感じであった。
ラーメン食って、JR乗って、チャリで帰宅。

全て普通を選択したラーメン。

帰りのチャリが一番寒い

チャリで帰宅時が何故か一番寒かった。
手袋してても手が寒かった。
帰宅後、速攻で湯に浸かる。温まるまでに結構な時間を要した。
その後、家人と録画番組を観たり、金曜の練習で録画した新曲を聴きながら「サビのドラムがのっぺりしててなんか嫌だ」「ちょっと後半だけ変えようと思う。」などの意見交換会を開催したりしながら、早々に寝る。

日曜日

日曜は昼過ぎにいいずかに蕎麦を喰いに出かける。
ちょうど並ばずに店内に入れた。ま、店内で十分くらい待ったけど。
注文時、寒い日であったのだけれども冷たい蕎麦を勧められた。
家人が「今日は寒いので、温かいかけにします。」と言ったら残念そうであった。
が、寒いには変えられない。
天丼という名のほぼ天ぷらで埋め尽くされた丼とかけ蕎麦を啜って帰宅。
家人はずっと「満腹じゃ、俺、満腹」と金満福の自己紹介みたいなことを言っていた。
夕刻、ベンにベースを弾かせるためにタナトリーヌ邸へ向かう。
基本、真面目なOLタナトリーヌはおでんをするために用事がある中、しっかりと鶏の下処理、野菜の下処理をしていた。出汁もひいてくれていた。真面目だな。と思う。
大根は面取りもされており、切れ目の入れ方も味がよく馴染むように工夫されていた。
育ちがでる。
いつもは人に罵声を浴びさせ、顎を尖らせ、過激な衣装を身に纏い、顎を尖らせやっているけれども根は育ちのいい真面目な中年である。素晴らしいね。
そんな準備された中、まず家で作ったグレイビーを出汁に投入。
そのあと、大根、厚揚げ、練り物、手羽先などを投入。
スパイスおでんスタート。
おでんを煮込んでいる間に「いいか、ベン、お前はベースを弾くんだぞ。いいな。」と言うと、割と早めに「分かった」と言ったので、あとは延々監獄学園を読んでいた。
退学が決まったけど、なんとかなるかもってとこまで読んで帰宅。
帰宅後、くりいむなんとかの先週分と今週分を観て就寝。

ビクター