連休前夜
木曜は前にももさんに買ってもらっていたスパイスを受け取るため横川へ。
えいちゃんのパスタなどを喰い、ハイボールを数杯呑む。
ももさんと合流する頃にはすっかり出来上がっていた。
ももさんからスパイスを受け取り、0時頃まで話す。
アーティスティックな方のサポートなどをされているももさんの話は一種独特な体験談で面白い。
帰りも一人で帰るのが寂しいので途中までももさんと一緒に帰った。
帰りも住んでるアパートで叫び声みたいなものが早朝に聞こえて、階上に住むミカカとアカノタニンのはやーんさんと内容を共有しようすると、はやーんさんが寝てて覚えてないとか、コロナ時にはお互い玄関に袋をかけて差し入れをしあうような矢沢あい先生のご近所物語みたいな話を聞いて満足。
連休で松江
金曜は有給。1か月前にJRが行き先をサイコロで決める格安チケットを販売していることを知った。
サービス開始日の9/15にいそいそと購入したわけだけれども、有効期間は1か月であった。
10/15に有効期限が切れてしまう。
10/15は土曜日である。
本来であれば、10/15に行き、10/16に帰る。というプランが良かったのだけれども、後の祭りである。
なので、有給を取得し10/14行き、10/15に帰る。というプランにした。
サイコロは松江だった。
岡山まで新幹線。その後、特急やくもで松江へINである。
新幹線は30分、特急は2時間ちょっとという旅。
10時半の新幹線に併せて家を出発。市電で広島駅へ。
ちょっと前に出発して広島駅近くの煙草屋で煙草を購入。
今回は気分で少し甘い煙草を購入した。ま、浮かれていたのであろう。
広島駅構内を歩いていたら、出社前のスカイ膣ハリケーンに遭遇。
いつもののスカイ膣ハリケーンであった。そういえばコイツもアーティストである。昨日から芸術づいている。
今日も最初の目的地は「足立美術館」だ。芸術づいている。
新幹線に乗り込むとあっという間に岡山。
いつもならここでうどんを喰うのだが、乗り換えが10分程度しかなく断念。
早々にやくもにIN。
基本二人掛けの席なのだけれども、前の席は一人席という珍しいところに着席。
家人は短い足をギリギリまで伸ばしていた。が、多分前の席があってもギリギリまで伸ばせる。
倉敷を超えた辺りから自然豊かな風景が広がっており、家人はずっと外を見ていた。
俺のスマホ
自分は最近入れたジャンププラスで「推しの子」をずっと読んでいた。
最近買った携帯が結構動きが特殊で左右に寄ってスワイプしてしまうとアプリ自体を閉じてしまう。
アプリが閉じてしまうと初回無料の閲覧権が失効してしまい、次の話からしか読めなくなる。
この失敗を幾度となく繰り返していた。
家人と今日の予定を確認していたら、「足立美術館」は安来というところにある。
そして電車は松江の前に安来に停まる。
じゃ、安来で降りて「足立美術館」に向かったほうがよいのではないか?という結論になる。
JRチケットを見ると、なにやら途中下車無効みたいなことが難しい言葉で書いてあったけど検索してみたら、思ってたとおりの意味だったので、安来で下車することとした。
足立美術館
足立美術館
足立美術館
安来で下車して「足立美術館」行きのバスに乗り込む。
田舎風景に突如としてドーンとバカデカい駐車場が登場した。
到着である。
「足立美術館」は大人の入場料が一人2300円で高いな。と思っていたけれども、インディーズバンドのライブを見に行っても2000+1dr取られて、計2500円程度を払うことを思えば、リーズナブルな感さえ覚えた。
10/22にちょうど2000+1drのイベントが広島4.14でありますので、みなさんよろしくおねがいします。
「足立美術館」は結構な庭が用意されており、みんな庭の写真を撮っていた。
もちろんせっかくなので、我々も庭の写真を撮った。
展示はたくさんあり、どれも面白いものであった。
魯山人、竹内栖鳳、横山大観と観て回った。
多分毎年更新している
庭
結構人が多い
俺には手抜きに見える
素人の感覚で観て回るので、どうも鳥の絵が下手に見えたり、納屋みたいな建物が明らかに手抜きで書かれているように思えたりするので、いちいち家人に報告してみた。最初は家人もそんなわけはない。と言っていたけれども、最終的には「たしかにあの納屋はデッサン狂ってんな。」など同調してくれた。ただ二人で観てて、そういうヘタウマ的な絵に限ってポップさが宿っているね。との結論になった。ポップさはいい。なんだろう。記憶に残るし、気分が高揚する。こういう心的動きまで計算して作品を作ってるのか?と思うとその素晴らしさに驚嘆するけれども、もう一人の自分は「いや、ただの手抜きだろ」と言っている。こういう心の問答をするのもまた美術館ならではの事柄であろう。
一番面白かった横山大観の富士山の画、我々、芸術センス0の夫婦は「リ川」と呼んでいた作品のポストカードとハンドタオルを購入した。
り川
写真撮ってもよい作品もある
鈍行で松江へ
安来から松江までは鈍行。
山陰本線は3分の2くらいが特急なのか?というくらい特急が来る。
特急は安来-松江間で1700円くらい取られるが、鈍行だったら430円くらいである。
これはもう鈍行1択である。
松江の駅に降りたり、地図アプリを開き今日の宿を探す。
家人曰く徒歩15分とのこと。結構遠い。
調べたときには駅からそんなに遠くない。と踏んでいたので割とショックである。
宍道湖なのか海なのかわからない川を越えて歩く。
そして到着。本日の宿。
この宿の決め手はサウナである。サウナがある。というだけで結構絞れたのだけれども、ここは2022年に開業らしく昨今のサウナブームにも乗っ取ったサウナが用意してあるということでここに決めた。
松江の夕暮れ
とりあえず飯だ
我々は昼から何も食べていなかったので、とりあえず飯を喰いにでかけることとした。
近くがちょっとした飲み屋街だったので、いろいろあったのだけれど酒をあまり呑まないので飲み屋を避け、お食事処を探した。そして近くのお食事処で飯を喰ったのだけれどもなかなか良いお店であった。安くはなかったけど、満足である。
そして飯のあとは風呂。家人は1日で10000歩歩いたのが身体にキタのか、ベッドの上から降りることがこの日はもうなかった。
生ける屍となっていた。
サウナへ
風呂は11階の最上階にあり、内風呂、露天、壺風呂と種類もあった。サウナは高温の乾式でセルフロウリュウが可能であった。
入ったときには誰もいなかったので、アロマ水を石に2杯程度かけてサウナスタート。良い感じである。
水風呂は冷たい。露天のとこには外気浴用の椅子もいくつか設置してある。ほぼスーパー銭湯である。
満足度も高い。途中の水分補給用に飲料水も常設してある。ありがたい。
階下では地元の祭りをしていたのか、笛の音、太鼓の音が近くになったり離れたりしていた。あと和彫りの方などもいないので、調子に乗ってサウナ中はずっとサウナハットを被っていた。
サウナから上がってもアイスの無料サービス、マッサージ機の無料サービス、漫画読み放題と脇のサービスはスーパー銭湯越えである。しかも漫画をよく見ると、良いセンスで揃えてある。金カム、キングダム、進撃、チ、終末のワルキューレ、宇宙兄弟と人気作ばかりである。
寝た屍
部屋に戻ると、生ける屍は生ける屍のままであった。「風呂良かったぞ。入らないのか?」と問うと、生ける屍は「わしはもうダメや。身体が動かんのや」と死ぬ前みたいな台詞を吐き捨てて、寝た。
豪華な朝飯
翌朝、5時頃に起床。今回の旅は朝飯をつけてみた。家人がここの朝飯は評判がよいとの情報を得たことと、旅行支援で多少強気にでても大丈夫だ。という両面から豪華2300円の朝飯バイキングをチョイスしていた。
前日に朝食は混雑が予想されるので15分前倒しの6時15分からお越し頂けます。と告知がしてあったのだが、「ま、そんな早朝から行列作って朝飯喰うこともなかろうて。」と思い、6時半前くらいに朝飯を食いにいったら、大行列であった。
「早朝6時半に朝飯喰うためにこんなに行列を作るとは。舐めていた。」
素直にそう思い、行列に並んだ。
暇なので行列の原因を追究してみたのだが、明らかであった。
海鮮丼である。
そのまえの天ぷらでも若干の詰まりを見せるもののメインは海鮮丼。
寒ブリ、エビ、いくら、烏賊などの海産物を丼の上に乗っけるだけの工程なのだが、まず酢飯か通常飯の選択があり、そこでご飯をよそう作業が発生する。家族連れになると父母がその子供たちの分まで意見を聞き、量を聞き、調整が入る。そしてその後、先の海産物の入れるわけだが、ここで欲が出る。
腹に入るギリギリまで海産物を詰めたい。これは誰しもが思う煩悩のうちのひとつであろう。
椀の上にどのような宇宙を拡げるか?みな、思案する。
家族連れになると父母は子供たちの椀の宇宙の世話をすることになる。
一組の老夫婦でさえ、都合3分かかるような様子である。
家族連れとなると、余裕でその倍の時間はかかってしまう。
行列の原因はすぐ判明したので、あとはずっと他人の海鮮丼の工程を眺めていた。
おひつ問題
事前の観察があったので、自分の番ではそこまで時間はかからなかったのだけれども、一つ、酢飯を入れてあるおひつの蓋を置くところがなく、絶妙なバランスでおひつの蓋を止めるしかない。この調整に時間がかかってしまった。
前のカップルの女性もおひつの蓋問題に直面し、四苦八苦していた。
これは…と思い、家人に確認を取り、家人の酢飯も一緒に入れることにしてかかる工程の時間を短縮したりした。
朝から海鮮丼、天ぷら、出雲そば、シジミ汁、しじみの漬物的なものなど豪華であった。
デザートに好物のわらび餅もあり、大満足である。
再度サウナへ
飯のあとは再度サウナへGO。天国である。
朝は人も少なくて良かった。唯一の不満は昨日サウナから上がったあとにサウナハットを干していなかったので、サウナハットが冷たく洗濯臭いことくらいである。
2度目のサウナも気持ちよく決めたあと、部屋で朝寝。
その間に腰の重い家人も風呂にいったようである。
水風呂に入れるかな。と思っていたけれども帰ってきた家人から「2セットやったで」と報告を受けた。
なによりである。
松江散歩
チェックアウト後は松江城まで散歩。
朝からいいものを喰い過ぎたのか、松江城のトイレに籠る。
あとは松江の町をドラクエウォーク片手に散策した。
昔、松江で柱が邪魔なライブハウスでライブしたことがあったので、そのライブハウスを探してみようと思い、探したけれども見つからなかった。けど、多分近しいとこまでは行ったと思う。途中、合銀ビルや出雲ビルの写真を撮ったりした。
駅の近くで島銀の写真も撮った。
朝から大量に喰ったのでそこまで腹は減っていなかったものの一人3000のクーポンをもらってたので、それを消費すべくイオンの近くの焼肉屋まで歩き、昼飯。
肉、美味かった。
前略、橋の上にて
ごうぎんと俺
島根銀行と俺
出雲ビルと俺
島根のスタバと俺
土産じゃ土産じゃ
その後、駅の中の土産物屋で綺麗にクーポンを使い切り、ドトールでアイスコーヒー飲んで休憩したのち、広島へ帰る。結構、駅とか街中で外国人もみかけた。規制が緩んでまず松江に来ようと思うなんて、日本旅行上級者なんだろうな。とか勝手に思っていた。
家には19時ごろ着いた。
目指せ1万歩
日曜は朝から散歩。
旅行の2日間、万歩計で10000歩以上を記録していた家人は割と歩くことに興味を持っていた。
これは健康にいいぞ。と思い、日曜も朝から散歩に誘ったらついてきた。
いつもとは違うコースの散歩となったので、ついでに西区のパン屋でパンを買って帰ろうと手ごろなパン屋をみつけて歩いていったら、閉まってた。なんでや。
しょうがないので、閉まってたパン屋の周辺のパン屋を探してパンを購入。
このパン屋さんは昨日の売れ残りのパンをいくつか詰めて120円という破格で販売をしていた。
この120円のパンと通常販売のパンを購入し帰宅。
食してみると、何パンか分からないのでチーズが入っているかもしれない。とか妙にホワイトクリームが前に出てくるとかがあり、今回は食べれるパンがあまりなかったのだが、このお得パンは発見である。また行こう。
西区のパン屋
炒めないスパイスカレー
その後、ずっとやってみたかった炒めないスパイスカレーの作成に着手。
確かに楽である。めちゃ楽。
トマトの量が多くて優しいカレーになったこと以外満足である。
家人は「優しい感じだけど、スパイスめちゃ効いとるで。わたしゃ、これ好きだけどな。」と言っていた。
そのカレーを食し、昼寝をしたあとネトフリでスパイファミリーなどのアニメを観る。
その後、ずっと撮りためてた「元彼の遺言状」を数話観て就寝。