2021GW

「光陰矢の如し」時間が過ぎるのは早いということだが、2021年現在、これは「GW矢の如し、出勤日亀の如し」が正解だと思われる。

今年もコロナがなかなかの猛威を奮っている中でのGWであった。顔見知り、SNS見知りの方々もちょいちょいとコロナに罹患した
方が出てきた。予防ももちろんだけれども、運要素も強くなってきたな。こりゃ。
というのが正直なところである。同じ場所、同じ空間にいたときの位置取り、風の流れ、会話の長さが全て影響すると思ったら、運の要素も強いだろう。と思う。

ま、全員罹患してクラスターで大騒ぎ。ってのもあると思うけれど。
だから、人と交わらない。というのは圧倒的に効果的なんだな。と理解をするところはあるけれども、そもそも人という字が人同士が支え合っている様子であり、明らかに字の段階で密だ。種々の経済活動、生産行動をしていくうえで人と協力して何らかを動かしていくという行為が必須となる方々が多く存在していることは自明の理かと思う。

その中でコロナに罹患したら、差別対象になったり、外出していたからだ!と糾弾されるという事態が個人でも組織でも社会でも至る所に存在しているのは恐ろしいことだな。と思う。未知の恐怖への対処として悪手この上ない。

ま、明らかに糾弾されても仕方ないという行動をとる人もいるから、この差別は
絶妙なバランスの上で肯定されるのだとは思うのだけれども、それにしてもコロナに罹患するより、人のほうが怖い。戦前やその前から何も変わっていない。もしかしてこれは本能なのか?ある程度、進化したいな。と思いつつGWへ突入。

今年は昭和の日から有給を取り、7連休。
基本的には家の中で過ごしたけど、数日は外へ出た。家ではネットフリックスと録画番組と作曲。作曲はちょいちょい素材が浮かんできて、スマホに動画でコードとメロを溜めていった。ひとつ、1メロで転調してサビっぽくなるという曲が出来て録音してみたのだけれども、後から聞いたら結構良い出来。
これは良いかもしれない。
今年のGWは4/23のかりそめ天国のBGMでblurが流れていたことがきっかけで土曜の朝からblurの曲を聴いていた。

blur 20年越しにその良さを知る。

全体的には昔から好みではないのだけれども、song2とか個人的にグッとくる曲も思わぬ多くてblurすごいなぁと20年の時を超えて
blurの良さを理解した。
そしてGWに作ったメロは妙に海外っぽいメロとなった。そう、すぐ影響を受ける。

ネットフリックスはほぼほぼアニメ三昧。
クロスゲームやDAYSなどスポーツ系アニメ
あだち充はいつ見てもあだち充のアニメだなぁ。と思う。主人公がいつもたっちゃんだ。そしてヒロインは南ちゃんかと思いきや、今回はショートカットの南ちゃんだった。でも面白い。見終わった後、MIXのアニメにも手を出したけど、1話を見終わった段階でもうネタが尽きてきたのか、複雑怪奇の設定だな。と思い、あだち充はここで終了。

5月に入った頃、S角と一緒に海田のワークマンに河童を買いに行った。いや、合羽だな。河童が買えるのならば、もはや想像上の生き物ではない。ただ途中通った猿猴という地域の祭りでライブしたとき、なんか町のキャラクターが河童だったことを思い出し、「いやいや、河童もありうるのか?」と思ったが、考え過ぎに違いない。もし河童売られていたとしても、購入者はほぼほぼ尻子玉を抜かれるに違いない。危険だ。

閑話休題

海田のワークマンで新品の合羽を購入した。S角はランニング用のスパッツなども購入していた。ワークマンを出ると停めておいた自転車が他の自転車と一緒に風に吹かれて倒れていた。そして川の向こうにスカートを舞い上げて女子高生たちが河原で大声を出していた。

in 海田

海田のワークマンを後にし、道すがらにあったシソと合流。シソは15時まで寝ていた。お母さん、あいつ怠惰な生活してますよ。シソ家でS角はクリアまでに72時間くらいかかりそうなゲームを始め、僕は東京グールを読み始めた。お互い時間がかかりそうなことを見たことがない黴が生息していそうな6畳間で始めてしまっていたので、途中でお互い止めた。そこからシソと買ったばかりのシソチャリを漕いで宇品へ。飯を食って帰宅。この日は温かったので半袖で出かけたのだが、帰りはカーディガンを着ていても寒かった。

途中の河原

次の日は家でずっとTV画面を観ていた。その次の日は家人が「誕生日にもらったゴディバのクーポンがアルパークじゃないと使えないので、アルパークにいくで!」と言うのでアルパークへ。せっかくゴディバのクーポンをいただいたので、チョコを…と思っていたけど、店内を見渡すとダッツ、いやハーゲンダッツより高価そうなアイスがあったので迷わずそれを6つ購入。無印に少し寄って、がんぼで飯を食って帰宅。その後はずっとTV。

起きたら晴れていた。この日は朝から登山。僕らの周りは誰かがやりたい。といったことをなるべく実現するようにしている。あるときS角が「僕、人生で一度は富士山登ってみたいんすよね」というので、みんなで「そうか、俺たちはS角がしたいと思っていることはなるべくかなえてやりたいと思っているよ」と答え、SCC(シモカドクライミングクラブ)がスムーズに結成された。

そして富士山計画が実行に移された。
そして富士山の山開きがまだ。という事実にたどり着き、尚且つ富士山って急に登れるものなのか?という基本的疑問にもたどり着き、SCCのメンバーが「まず近くの山に登ろうぜ」という非常に的を射たご意見をいただき、本日三滝駅から安佐南区のビバリーヒルズと呼ばれる住宅地まで登山をすることにした。

朝8時半集合。メンバーの一人は遠方からの参加で「次のバスに乗ると到着が8時33分になり遅刻なので、一本前のバスできた。」と7時50分から待っていた。メンバーの一人は近くなのに、8時31分の電車に乗り、8時39分に到着した。みんなとても人間らしい。

8時40分ごろに歩き始めた。三滝は高級住宅街があるらしく社員の血や涙の上に建っているのであろう大豪邸がいくつもいくつもあった。ゴルフ練習場にはマセラッティが停まっていた。世界が北斗の拳の世界になったら、まずはここに来て「ひゃっはー」と言おうと心に決めた。

三滝寺
天気はいい

登山はほぼほぼ初めてだったが、まぁ大丈夫だろうと高を括っていたら、しっかり山だった。急な斜面あり、岩場あり、難所あり。面白かったけど即筋肉痛が約束された痛みが太ももに走った。友達の息子も参加していたのだが、早々に疲れていた。が、さすが小学生。途中から元気を取り戻し、あとはずっと元気だった。隊列はS角ともう一人を先頭に進んでいたのだが、小学生が途中からS角のことを「山の神」と言い始めた。「なぜ?」と聞くと、「あの人についていくと道に迷わない」と言っていた。先頭の二人はヤマップという山歩き用の地図アプリを入れていた。そう、本来は山の神はヤマップである。
しかし小学生が嬉しそうに「山の神」と言っているのに現実を突きつけることもあるまい。と山の神の盛ったエピソードをいくつか披露してあげた。山の神S角はチャリのときでもそうだけど、先頭を行っていても絶対後ろを見ない。だから隊列を途中で引き離すこともある。今回はそれが功を奏し、小学生が「あぁ、山の神が見えなくなった。迷子になるよ。」というので、「そうだな。山の神は人間のペースには併せてくれないのでしっかりついていかないとな」というと必死に山の神を追っていた。

ヤマップいや山の神のおかげで予定より早い時間で到着。安佐南区のビバリーヒルズの豪邸を見ながら、友人宅という豪邸の外で肉を焼いた。その後、小学生が公園に行こうというので、全員で公園へ。そこで逃走者ごっこという名前の鬼ごっこをし、その後ドッヂボール。筋肉はもう限界を超えていた。小学生は逃走者ごっこのハンターを決める際に「ハゲがハンターね」と心無いことを言っていた。純真無垢とは恐ろしいものだ。

ヘロヘロの身体で安佐南区のビバリーヒルズから駅まで歩き、帰宅。即風呂に入り、就寝。

朝起きたら、もちろん身体がバキバキだった。起き上がると太ももが悲鳴を上げる。もちろんこの日は終日布団の中にいた。布団の中にいたら、GWは終わっていた。