2021/2/27-2021/2/28

山、それは土が盛り上がって出来たもの。
割とどこの地域にもある。
実家の近くにも桑山という山があり、夏目雅子の墓がある。
と聞いていたけど、真偽のほどは調べてないからわからない。
なので、山に対してそんなに思い入れもないままに育った。
桑山は学区が違ったしね。
今回、人生初の静岡に行った。
朝10時過ぎの電車に乗り、
新神戸で乗り換えて、静岡駅へ。
道中、金曜?に配信になったドキュメンタルを観てたけど途中で飽きた。4時間しかないのに、なんか笑いの山場がなかなか来ない感じ。2話観たところで、アジアのソウルフードを探るみたいな番組を観始める。タイ、台湾やインドの屋台料理とその料理人、人生、家族のドキュメンタリー。台湾の魚の頭の鍋を提供する番組を観てたら、静岡駅に到着。週末に家でやってることを電車の上でしてたら、遠くに着いた。
いやあ、電車って便利だな。高いけど。静岡駅を降りると数分で乗り換え。
階段を急ぎ足で降りようとすると、その群れの中に「あの女優はよぉ」「だから言ってんだろ」と僕らの見えない誰かに必要以上のボリュームで伝えているワンカップをもった方がいらっしゃる。肌は赤黒く、電車から降りた無数の人間が急ぎ足で階段を下りている最中、その方の廻りだけ綺麗に周囲2メートルくらいナチュラルソーシャルディスタンスが実践されている。みな一様に「目を合わせてはいけない」「近くよってはならない」と本能的に感じているようだった。僕は階段に差し掛かる手前だったので、その方を遠くからじっと見ていた。
隣の家人が「おい」と声をかけるまでじっと見ていた。
その後、特急に乗り換えて富士宮に向かう。
清水という聞いたことのある地名の駅を通り、富士宮へ。まる子。
そして次の駅が富士宮という辺りで窓にアレが映った。そう富士山。桑山見て育った人間にはショッキングな山「富士山」でかいね。と思いながら、車窓からじっと眺めていた。
富士山観てたら富士宮の駅に到着。

この辺でワンカップがハトを数十匹集めていた。


降りるとすぐにベンチの廻りに数十羽はいる鳩に目が止まった。
その鳩の群れの先に肌が赤黒いなんかエサを撒いてるワンカップをもった方がいらっしゃる。
しかも先ほどの静岡駅で見た方とは別人だ。
ここまでワンカップ→富士山→ワンカップに目を奪われている。
これで静岡の印象は2勝1敗でワンカップの香ばしい町となった。
ということで、この町はいい町だ。と勝手に決めつけた。
鳩にエサを撒いてるワンカップの廻りもナチュラルソーシャルディスタンスが取られていた。
静岡の印象が決まったところで富士宮駅を出る。
町の規模が実家の町に似ている。人口を調べたら1万人富士宮が多いだけでほぼ同規模だ。駅の改札で迷うこともない。駅の出口に右往左往することのない暮らしやすい町だ。東口と南口に加えて、東南口とかなんだよ。と思うような都会でなくてよかった。
とりあえず何か食べようかな。と駅の廻りを見回したものの特に何もないので、
会場に向かうことにした。タクシーに乗り込む。タクシーはじいさんが運転していた。
じいさんの動きは緩慢だったが、メーターの動きは機敏だった。駅前の妙に長い信号でメーターがひとつ上がるくらいの機敏さで会場に着く頃には1500円を超えていた。帰りもタクシーなので、帰りは2000円を超えることは確実だろう。

会場のAERAに到着し、今回呼んでいただいたオケラ2号さんにご挨拶。この方はわだもりくんの働いてたスタジオの元上司というなんとも不思議な縁。一通り、ご挨拶をしたあとに外へ。そう、腹が減っている。調べて近所にカレー屋さんと富士宮やきそば屋さんがあったので、両方行ってみたけど、時間的にお休み中。さらに調べて中古車ガリバーの奥にあるセブンイレブンまで歩くこととした。歩いていると民家系喫茶店を発見。もちろん閉まっていた。
民家系喫茶店とは家とお店がくっついてるやつね。店の入り口の隣に洗濯物とかが干してあったりして生活の匂いがして素敵だったけど、閉まってるのでしょうがない。セブンへ。
セブンでサンドウィッチと健康飲料を買って会場で喰う。
しばらくしてリハ。久しぶりのduoなので大丈夫かな?と思ってたら、普通にいろいろ演奏を間違えた。「あら、これは大変」と思いながらも最終的には間違えたからなのか、初めての場所なのか、理由は定かではないが、緊張しているのが原因だろうと思い至る。緊張をほぐす方法は特に持ちあわせていないので、リハで声が裏返ったので、本番まで唇をブルブルさせながら、高音の音を口の中で出して、喉だけは開くようにした。

開場から開演までの間に近くのカレー屋に行ってカレーを喰った。

アチャールも和風だったね。


オープン1分前に到着し、オーナーさんをあたふたさせてしまった。
和風出汁のチキンカレーとキーマのあいがけを食す。
鰹節の良い香りが和風出汁を支援する一品。家人は厚揚げのカレーに食らいついていた。
最後のマスタードシードの一粒まで頂いた。

自分の地元と同じくらいの人口でこの環境下で開くイベントにも関わらず、オープンから多くのお客さんが来ていた。これはひとえにオケラ2号さんの尽力、人柄と愛される場所としてAERAが存在しているからなんだろうな。と思った。若者、子供、バンドマンなどお客さんも色彩豊かでみんなで本イベントを支えている感じが素敵で印象的だった。ライブが始まってもオケラ2号さんは出演、幕間MCなど忙しくしていた。こういう人がいる場所は続いていくとある瞬間に爆発する。と勝手に思っている。

オケラ2号と駐車場の隣で買ったばかりのエデンのヘッドを見つけられてベースを弾かされる人の図


山口や熊本みたいな爆裂土地になるのかもしれない。
そして全国にはこういった場所がたくさんあるというのは幸せなことだな。と思いながら、イベントに参加させていただいた。

自分の出番までうろうろいろんなところでライブを拝見する。見る方、演る方、みんな幸せそうだった。ライブって無くても死なないけど、あったら生活の刺激になるよね。って思った。
そしてウサギの出番。リハよりはまともだったもののいくつかの間違いを繰り広げたけど、気にせず出来たのでウサギduoはこんな感じなんですよ。という最低限は富士宮のみなさんに伝えることができたのではないかな?と思っている。そう、思っているだけでいいのだ。これでいいのだ。
ライブの様子はこちらから観れます。有料。
https://aera-fujinomiya.stores.jp/items/600a55c431862529bcc0291e

打ち上げでは、カレーの話も出来て楽しかった。「スパイスとエフェクターって同じですよね?」という意見に同意してもらえてよかった。そして家に帰ってサンサラーのことを調べましたよ。

ホテルのチェックインの関係で早めに上がらせてもらってホテルへ。
タクシー料金は2000円だったけど、途中、浅間神社に寄ってもらって夜でこの金額なら安いと思った。ホテルに戻り、早々に就寝。

初老の朝は早い。7時前には目を覚ます。
そして風呂。大浴場があるらしく期待して行ってみたら、大人二人入るとキュウキュウな大浴場であった。そしてそこにおじさんが二人キュウキュウになって入っていた。とりあえず身体を洗っていると二人ともキュウキュウな大浴場からキュウキュウ言いながら出て行った。ま、キュウキュウは言ってないんだけどね。そこからは貸し切り。ゆっくり風呂に浸かって上がる。髪を乾かしていると頻繁におじさんたちが風呂に入りに来る。これからこの人たちはキュウキュウになりながら風呂に浸かるんだなぁ。と思いながら髪を乾かした。一旦部屋に戻り、朝飯がついてたので朝飯を喰いに1Fへ。感染対策を徹底したおばちゃんが見張っていた。前の人は手袋をするように注意警告を受けていた。
朝飯を食ってたら向かいの仕切りの奥から「さわやか」という言葉が聞こえてきた。
食後、昨日の夜に寄ってもらった浅間神社へ散歩。
見て廻りつつ、ここ地元の天満宮みたいだな。と思った。が、その後ろに鎮座する富士山と合わせて見ると有難さが倍増している気がした。


神事関係になると浅間(せんげん)って発音になるけど、土地の名前になると浅間(あさま)って言いますね。と昨日のタクシーの運転手さんが言ってたことをなんとなく思い出した。
その後、団地内を散歩しながらホテルへ戻る。
「佐野という名字が非常に多いこと。」
「L字型の建物のLの短い部分でお店をやってることが多いこと。」

L字型のさのさん

「坂上田村麻呂の山車がシャッターの奥に格納されていること。」

こんなところに格納されているんだぁ。と思ったね。


などを学んだ。

散歩の途中に見つけたかっこいい鉄柱

今回、富士宮に行くときにお店を教えてくれたシゼンカイノオキテのボーカルもさのくんだし、やはり佐野はこの地域に多い名字なんだろうな。とか考えていた。
「佐」とは「他人の仕事の介添(かいぞえ)をする。身に添って助ける。」という意味があるらしく、「野」はこの地域の場合、やはり富士山やその周辺を指すのだろうな。と思うと、この霊山を助けて守ってきた人たちなんだろうかね。とか思いを巡らせるも変な押しボタン式信号を見つけて一瞬で思考を止めたりした。

変な押しボタン式信号 なぜ虎?

ホテルに戻りチェックアウト。偶然、昨日対バンした方と再開。簡単にご挨拶をして帰路。
散歩のときもそうだったのだけれども、ホテルの前の横断歩道には信号がない。
車の切れ目を狙って渡るしかない。と思っていたのだけれども、富士宮は横断歩道に人影があると、ほとんどの車が横断歩道の手前で止まってくれる。奇跡みたいな町だ。
何人待っていようが、幼児が待っていようが、老婆が待っていようが、止まる素振りを一瞬も見せることがない広島とは全く異なる交通事情に家人とともにとても感動した。

帰りは岸部露伴や途中で止めてたドキュメンタルを最後まで観てたりした。
15時前に家に到着。近所のセブンイレブンで飯を買う。
せっかく遠出したのに、昨日、今日でもっとも訪れた店舗はおそらくセブンイレブンだ。
海老出汁ラーメンを喰う。これは普通だった。

昼寝をしたあとにタナ先輩の誕生会に出席。
菅正剛の物真似や大喜利を披露する。
久しぶりに会う人たちも多かった。

ピントは左をとらえていたけど、主役は右なのです。そして目が笑っていないやつも写ってますね。
銀のイルカ座の運命を伝えている様子。

あと峯くんの大喜利能力の開花の瞬間に立ち会えてよかった。
タナ先輩はいつもどおりドレスを着て、偽札を銃で撃っていた。
あとケーキに蝋燭を4本立てていたのだけれども、「おぉ、ダブルミーニング」ということに気づけて個人的に満足だった。あと大和が馬賊のコスプレをしていた。

21時前に家に帰り、諸々、屍みたいになっていた家人と「俺の家の話」を観ながら就寝。潤 沢。