金曜の夜にストレンジャーシングス3部を全部観終わった。この物語は時代が1983~1984に設定されていて、最初からなんでだろう。と思ってたのだけれども、観終わった感想としては、「スマホがない」「冷戦中」この二つが大きな要因なんだろうな。と思った。面白い話作るのに時代設定まで気を使わないと話が成立しないなんて、科学ってすごいな。と思う。
松本清張の「点と線」を読んだ時も当時の時代背景からすると確かにそうなんだろうけど、2000年代に読んだものだから、推理と言うより何故、思考の中にあれがないのだ?と思いながら読んだことを思い出した。
あとストレンジャーシングスで描いてある80年代は正に昔みたそれでとても細部まで拘っているなぁ。と思った。そうそう、アメリカの若者はみんなボンジョビみたいだったわ。とかね。
ストレンジャーシングスを観終わり、風呂。最近思うのだけれども、足元ぬくぬくとか体感温度が2.5度上昇のぬくぬくグッズとか世の中に溢れているし、毎年様々な科学の進歩で防寒の便利グッズが出回っているのだが、冬の最強の防寒グッズはバスタブだな。湯を溜めて、そこに身体を浸けて「うっあ~」と声をあげ、その中でSNSを摘まんだり、先日買ったキングダムの60巻なんぞを見始めると末端までポカポカになる。末端までポカポカのまま布団にダイブを決めるとそこはもう暑い寒いもない極楽。賛否いや否のほうが多いのか?政治を早口で語る芸人の相方。そう、パラダイス。
科学が進歩しても変わらないことだってある。「親の愛とバスタブの温かさ」とか誰にも求められていないキャッチフレーズなんかを考えて風呂から上がり就寝。
土曜は日がな一日中ぐうたらしていた。カレーのグレイビーを作ったくらいだ。最近、カレーの調子が良くない。作ったグレイビーとほうじ茶をミキサーに入れ、撹拌。ほうじ茶ポタージュなるミキサーを洗うという面倒を押してまで作った渾身の一作が強く香るようにと、ほうじ茶の量が多くしたことが裏目に出て結構な時間煮込んだ。煮込んだあとに残ったのはお茶の苦みだけだった。
クローブとも違う苦み。失敗。ただアチャールと混ぜて喰ったら、苦みを消してくれてたのでそんなに不味いものにはならなかったが、ほうじ茶の香りは一切しなかった。とか、フィッシュカレーに安い魚使ったら、魚が不味くてカレーもつられて不味くなる。とか不調だ。

ぐうたらしながら、またどうでもいいことを考えていた。今のこのライブがしにくい昨今の状況を鑑みて、「なぜライブでないといけないのか?」これは演奏したいほうがライブをやりたいから。演奏を見るほうがライブを観たいから。これ以上の答えは存在しないと分かっていながら、考え始めたのはなんか感情的ではなく、もっとこう論理的に言い表せないかな?とぼんやり思ったからだ。時間を忘れて考えてたので思考時間は5分かもしれないし、60分かもしれないのだけれども出てきた答えは「ライブは風俗産業と同じ方向性だからかもしれない」というものだった。例えばAVを観ながらシャッと背中を丸くして性欲処理をしても、高額を払い、肌に触れ、肉を揉み、得も言われぬ快感の中、性欲処理をしても精子を出す。という1点において差異はない。これが一番近いのかもしれない。と思った。生でライブを観ようが、youtube越しにライブを観ようが、同じ曲を聴けば、その曲を聴いという1点においては差異はない。ただ明らかに環境や経験が異なる。プロセスが異なる。そうか、これが価値なんだろう。と考える。
モニター越しに男優が外すブラではなく、自分の手でホックを外し、外しやすいのか?外しにくいのかを体験し学ぶ。肉の温かさを感じ、相手の感情などに思いを馳せる。モニター越しに籠って聴こえていた音が想像以上の音量で耳に響き、その音量間違っているのでは?と思っていると反対から腹や股間の辺りがくすぐったくなるような低音が響く、こんな大音量で音楽に
なるのか?と思っていると、どこの祭りとも違う爆音の打楽器の音。ひとつひとつはうるさくてかなわんと思っていても、合奏になったら「おぉ、悪くないじゃないか?」という感覚。いや、なんか違うな。惜しいとこまで行った気がするんだけどな。最終的に思考は性行為は遺伝子を残すけど、オナニーは遺伝子を残さない。ライブはある意味、遺伝子を残すのだ!だから、ライブはあったほうがいい。とまとまった気がするのだが、思考回路の詳細を思い出せないし、思い出したところで全く大した話じゃない。今、書いてみると中途半端ながらやっぱり自分は自己正当化をしたいし、その共感が欲しいんだろうな。と思った。うーん、なんて人間らしい。
日曜はduoの練習、スタジオ25の1か月個人練1日1時間練習し放題プランを3000円で購入し、元はとれるくらいのペースでスタジオ。でも、ライブがないと自然と間隔が空いてしまうので、練習をば。1/9以来だったけど、やっぱりフレーズを忘れてる。というか覚えておくことができない。昔からなので、今更感はあるけど、これは何かの疾患のような気がしてならない。アクエリアスの基本リフの3つ目のフレーズの出始めの音が違うのか、タイミングが違うのかしっくりこない。でも、気にしないというメンタリティを併せもってるので、気にせず練習。披露できてない新曲も練習。これは練習するたびにリフにあうピックアップが違う気がする。こないだまでリアでリフを入れてたけど、今日はフロントのほうが合うな。と感じる。なんだ、気候とかそういうことなのか?とか思うけど、気にしない。良いと思った方でリフを入れて練習。
夕方ごろ、ネットを観てたら「はじめの一歩」60巻無料、1月31日までというバナー?か何かを発見して、ずっと「はじめの一歩」を読む。読む。読む。速攻で影響を受けるので、とりあえずジャブで葉っぱ10枚掴む真似事をしてたら、肩が痛くなったので寝た。