購入して、1か月経って何曲か録音してみたので備忘録的感想
バンドを始めたころから録音に興味はなく、
録音は割と緊張するし、時間はかかるし、好きな活動ではなかった。
しかしながら、昨年末くらいから自分で全てをやれるほうが
結果的にスムーズにペースを上げて、いろんなことを出来るように
なるのではないか?と思い、初心者向けの録音機材やDTMを探し始めた。
そして、辿り着いたのが「livetrack l-12」だった。
ま、浅はかな知識を元に「簡単」「バンドの練習のときにも使える」みたいな
謳い文句を鵜呑みにしただけですがね。
時は正月、ボーナスの残滓も預貯金の中に存在していたこともあり、
割と気軽にクリック。
割と気軽に届いた。
届いた箱はスーパーファミコンの箱の1.5倍くらいの大きさだった。
箱を開けるとスーパーファミコンの箱の1.5倍くらいの大きさ(
スーパーファミコン本体ではないよ。)の卓が入っていた。
色んな記事を読んでると、直感的でわかりやすい作りなどと
書いてあったけど、初心者の僕からすると、わかるのは電源の場所のみ。
しかし、ちゃんと付属の説明書を読めば初心者でも分かる。
説明書を読んで、まずはzoomのサイトから最新verのファームウェアかをPCか
スマホにダウンロードして、それを卓にインストールした。
そしたら、ver2.0になった。
そこからスタジオに卓を持ち込んだ。
スーパーファミコンの箱の1.5倍くらいの大きさの卓なんで、
リュックに入れて自転車で…ってほど小さくないので、
市電でスタジオ。
大きめのトートには入るくらいの大きさなので、
持ち運びは割とし易いと思う。
あと、市電の中で何度か床に落としたり、座席にガツッと卓が
当たったりしたけど、今のところ何の問題もなく動いているので、
日常生活で起こりうる多少の打撃くらいなら耐えれる強度が
あるのだと思う。
細かい機能的な項目はオフィシャルサイトに載ってるけど、
結果、多少の知識が必要だったな。
以下は、この公式サイトに添って感想をば。
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https://www.zoom.co.jp/ja/products/production-recording/live-sound-recording/livetrak-l-12#features
「直感的にミックス」の
モノラル8チャンネル、ステレオ2チャンネル、合計12チャンネルの入力を備える『LiveTrak L-12』
これは割と言葉のままの理解で大丈夫だったな。
ケーブル差すとこが8つ。
あと4つが馴染みがなかった。
ステレオ4チャンネル。
差すとこもギターのジャックみたいなとこが2つ。
で、その下にフェーダーが2つ。
良く見積もって「これ、10だろ」と思うけど、
ギターのジャックみたいなとこが2つみたいなところが
右と左に対応してて、それぞれ1とカウントするみたいなので、
2×2で4の計算で8+4で12チャンネルということらしい。
個人的には8チャンネル+αを書いてもらったほうが想像しやすかったけど、
それは個人的な話で、「多少、興味があんなら知識くらい入れてこいや。」ってのが
一般的だと思うし、ドラム録音するのにもマイク8本立てれれば
何も問題ないので、OK。
「マルチに録音」の
bit数のとことかは調べたら、CDは16bit/44.1kHzなので、
それより高音質で録れるので、何の問題もなし。
ネットで音源配信するときなんかに24bit/96kHzは使えるみたいですな。
あと、背面のスイッチでbit数を切り替えることができるんですが、
間違えそうだな。と思ったけど、16bit/44.1kHzとかに
固定して使うことしかないんで、今んとこ間違えて困ったことはない。
「5系統のモニター」
これは使ったことない。
バンドで一発録音とかするときに便利なんだと思う。
ちなみに最初にしたver2.0のアップデートは
モニターに返す音に加工した音が返せるようになる
バージョンアップだったみたい。
「オーディオ・インターフェース」
これが一番困った。
基本的に卓で録音して編集するだけのつもりで購入したけど、
結果、studio oneなどのDTMを導入し編集してるので、
「14イン/4アウトのUSBオーディオ・インターフェースとしても利用可能。」
ここがとても不便だった。
ま、でもzoomからしたら「オマケに贅沢こいてんじゃねぇぞ。ごるぁ」と
いう感じだと思う。
入力は14できるけど、出力(studio oneに直接取り込めるチャンネル)は4つしかない。
しかもマイク立ててやろうと思うと、モノラル2チャンネルとステレオ2チャンネルの
4つなので、モノラル2チャンネルしか取り込めない。
ここは14イン/14アウト、12イン/12アウト、14イン/8アウトくらいあれば
非常に助かる。
と、思ってたら、
「Pro Tools製品版にアップグレードすれば、その入力数をL-12最大の12チャンネルまで拡張することが可能です。」
とのこと。
protools買うしかねぇ。
studio oneも対応してほしい。
https://www.zoom.co.jp/ja/news/ProToolsFirst_for_L-12
ちなみにmixerとしては8チャンネル使えるので、その4チャンネルを使って
mixerにてドラムを録音(mixerにwavファイルとして保存される)。その保存されたドラム録音のファイルをUSBケーブル使ってPCに移し、studio one(DTM)に取り込むとドラムの編集がDTMで可能。ただDTMに直接取り込めるほうが音が良いのかもしれないと疑っている。
■総評
基本的には説明書読めば、初心者でも使える。
パンチインとかも単純で簡単。
録音のマイクの立て方とかは別で学ぶ必要があるけど、
初めて録音にチャレンジするというときには、
機能も制限されてて、使いやすい。
もともと「オーディオ・インターフェース」じゃないので、
贅沢だが、「オーディオ・インターフェース」が
12イン/12アウトになったら、利用機会も増えて最高だな。
追記
記事上げたら、いろいろ教えてもらって誤りっぽいところが判明したので、追記です。
どうやらl-12は期待する挙動はできるけど、使ってるDTMが制限を加えてるみたいですね。とりあえずなんかのDTMの有料版で試してみたいのぅ。
