ウサギバニーボーイ台湾へ行くの巻~1~台湾渡航編

むかし、むかしバンドをはじめた頃から日本中でライブできるようになって自分が作るものがみんなに認められたい。認められると思っていましたが、そんなものは頭の沸いた山口の中学生が想像するたわいもない妄想でした。

しかし30を超えた頃に与えられた縁に運命を感じて「よし、俺は出来る限りバンドをずっとやろう」と決意しました。そこから頭の沸いた山口の中学生の妄想は現実味を帯び、少しづつ全国でライブをして少しづつ全国に知り合いや友達が増えました。それからたくさんの知り合いや友達が増え、彼らの目線が日本国内だけでなく世界に向いていることに対して自分の小ささを覚えると共に、「憧れ」そして、「負けている感」を強く感じて、いつか自分も世界でライブをするぞ。と決めました。多分2016年頃に一度台湾のライブハウスに知り合いに中国の方を紹介してもらい電話をしてみましたが、電話繋がらずで諦めていましたが今年の夏前にそのライブハウスのfbページを見つけ、fbで連絡。返事が届いて「OK!いつにする?」とのこと。個人的にこの返信は今年1の興奮でした。最初から国外に行くなら台湾と決めてたので本当に返信は嬉しかったです。個人的な意見ですが、基本どこもそうだと思うのですが、アメリカとかヨーロッパは特にフィジカルが強い。もしくはリズムが実験的という日本ではあまり重要視されない要素が強いバンドのほうが受け入れてもらいやすいイメージを持っていました。僕らもフィジカルやリズムが強いバンドに憧れますが、僕からアウトプットされるものの中で売りとなる一つにメロディがあり、このメロディはアジア圏のほうが理解を得られやすいのではないか?というただただ個人的見解で行くなら親日国でもある台湾が一番いいと判断していました。※あくまで勝手な想像です。

そして今回の初海外ライブ&初海外旅行。40超えて人生初が連発。これで今年も年末に「今年も早かったー。30超えたら1年早いよー」と言わんでよさそう。

で、万感の思いの初海外。国内の移動は新幹線を使ったこともありスムーズ。問題は福岡空港。長蛇の列とはこのことというくらいの列に並び、手荷物検査。手荷物検査の前に「あっ、これから行くの海外じゃ!楽器投げられるかも!」という考えに至り、ハードケースでくればよかった!と思いながらも、いやあれ重いけ、絶対使わんな。と思い直して着替えのTシャツを取り出してヘッドやネックに巻き付ける。で、手荷物検査がようやく終わったかと思い、チェックイン。すると、チケット予約の際、ベースのオーノが名前と苗字を逆に書いてることが判明。手間取る。結果、オーノのみ手動でチケットを出してもらい、名前が逆だということをチケットに書いてもらい通過。「ここはなんとかなりますが、帰りは最悪チケットを再購入となりますがご了承ください。」と言われ、オーノは震えあがりました。

無事、人生初の出国審査&日本の中の日本でない場所に足を踏み入れました。特に感慨深いものはないけど、初めてなんでわくわく。そして離陸。しばらくすると、機内食が!おぉ、これが機内食!と興奮しました。ま、食うと「ふーん」ってもんですよね。更に最初は仮眠してましたが起きると目の前に画面が…。これは映画なんかが見れるやつだな!と思って画面をいじくり始める。ふと隣を見ると隣のお姉さんとおばちゃんの間の妙齢の方が名探偵コナンを視聴中。「おぉ!コナンじゃん!」と思って僕もコナン観ようと思いましたが、「こいつ、私の真似してんな。」と思われたら癪なので、イヌヤシキ?木梨憲武が主演の映画を観はじめるもコナンが気になる。。で、到着までに観終わらないことに気づき、イヌヤシキは途中でやめてゲームがあったのでマージャンを始めることにしました。そして半荘終わるか否かのとこで飛行機の外に陸の景色が…!おぉ、台湾!俺、海外に来た!と思ってずっと外を見てました。そこからしばらくして着陸。初の海外に降り立つ。俺!

初の海外の地に降り立つという興奮を味わう間もなく、荷物受け取りで早速オーノのベースが流れてこない!というトラブル発生。俺となんちょんのギターは丁寧にカートに積んでもらってグルグル回ってる手荷物の横にちょこんと置いてあったのに。オーノのベースがない!頭に「ルロウズみたいー!アカクラくんみたいー!おー海外ー!」という海外ぽいなぁという感じが生まれつつも横を見ると死にそうな顔のオーノ。緊急事態を再認識して捜索。でも、ない!サービスカウンターに向かおうとしてたら、遠くから「あった!」という声が…。サービスカウンターの前に粗大ごみ取集を待ってる不要物のように乱雑に置かれたオーノのベース!オーノ少し憤慨しながらも喜ぶ。後々、グリンミルクの和田森くんから「あっ、海外だったらよくありますよ。ベースってでかいんすよね」と海外慣れしたアドバイスをもらってオーノが、「ほーん」って顔してました。

ここまで書いて思ったのですが、これは一回では終わりませんね。次回、~2~台湾初ライブ編をお送りします。