MITOHO SESSIONSに出演させてもらいましたよ。

1月5日の広島は雨が降りそうな曇りだった。

起床後、新幹線に乗るため9時頃から市電で移動。
最近、広島駅の廻りは大きく変わった。
いわゆる百万都市の玄関口に生まれ変わろうとしている。
確かに福岡、仙台、大阪、京都、名古屋など行った際に見た駅前の景色に
似せようとしているなと感じる。
どこに行っても同じような駅を作ってどうしたいんだろうなと思う。
住んでて思うけど、広島は不思議と悲しくなる街だ。
個人で出会う人、出会うバンドは真面目で独創的かつストイックな人が多いのに、県という集合体になると全てが脆弱だ。

ずっとどっかの街の真似をして、
ずっとどっかの街で流行った文化や音楽に興じる。

そして、平和とカープ。
弱小となり、人気がなくなれば、閑古鳥が鳴きあげる球場。
平和平和と謳いながら、いざ選挙が始まると、
原発再稼働、改憲を掲げる与党に
喜び勇んで投票する強いものにへつらってしまう県民性。
※実際こないだの選挙は、ひとつの地区を除いて広島は全部自民党が勝ってた。

でも、武装や自衛隊派遣などに世論が傾くと「平和!平和!」と騒ぎ立てる。
いや、お前らが選んだ政党の方針やんけ。と思うけど、
そこは別の話らしい。
幸せでいいですな。と被爆三世の僕は思う。

閑話休題。

で、そんな愛憎まみれる広島駅から旅立ちどこにいくかというと東京。
チュイーンと4時間半の旅。
特筆すべきは途中ワゴン販売のアイスが美味いらしいとサキチヨがいうので、
300円を支払い、購入し、美味いを確認する前に驚くことがひとつ。
固い。
異常に固い。
石かな?これ。
まずもらったスプーンが全く刺さらない。
スジャータ。
10分くらい放置して初めて口に運べたときの喜び。
たぶん美味いの要素のひとつにこの待ちが含まれているのではないか?と僕は見ている。
でも、ちゃんと美味いので、あっという間に完食。

んで、東京駅に降り立つ。
今日は新宿motionなので中央線で移動。
ここ1,2年くらいでmotionに出れる機会が圧倒的に増えた。
直近でいえば、東京でライブ=motionと認識してよいくらいだ。
おかげでmotionまでなら割と何処からでも行ける。
今日みたいに二人でも全然問題なく行ける。
そう、きょうはサキチヨさんと二人のTENNJOEにてmotion初出演。

そうそう、ついでにmotionのビルの1Fにあるケバブ屋。
あれ美味いぞ。ケバブ。安いし。

14時過ぎ頃、motionに着いて荷物を置かせてもらって、
今回は新幹線とパックになってた宿にチェックイン。
宿まで最短とグーグルに教えてもらったルートが歌舞伎町ど真ん中。
サキチヨさんと「帰りは危険を感じたら、迂回または疲れてたらタクシー移動します。」
と告げると「Yes.I do」とのご返事が。

初めてmotionでライブした数年前。
コンビニに入るとトイレに「ここに注射器を流さないでください」の張り紙や
怒声をあげる黒人の声を聞きながら、おぉ、ここは田舎者が来るとこではないなと思ったことを思い出す。

で、16時頃からリハ。
本番は2番目。
あんまり上手にできなかったように思うけど、それが今の全てなので、しょうがない。
明日に向けて頑張ろう。と思ってライブ後少し気分転換に散歩していると、
APAホテル発見。年末の袴田変態仮面に思いを馳せて、「よし、俺も頑張ろう」と勝手に心に誓う。

イベントは面白いバンドさんが多くて、楽しかった。
特に札幌からの喃語はプログレとオルタナの間のような音楽かつ、
グッとくるフレーズも多くてナイス。
歌詞やタイトルにファニー感を漂わせてるとこも良かった。
あと、明日一大イベントを控えたルロウズの上田くんも来てくれた。
上田くんとの話で面白かったのが、
「ルロウズで全国廻ってていろんなとこに兄貴的な存在のバンドがいるんですが、広島はウサギで良かったです」
と言ってたこと。
全国のルロウズの兄貴たちは上田くんにどんな苦行を与えたのだろうか笑?

終演後、ご挨拶もそこそこに宿へ。
寝る。

1月6日
朝8時頃に起床。
そこから1時間程度布団から出れずにウダウダ。
9時から風呂。
風呂といってもユニットバス。
通常はシャワーを浴びる場所の気もするが、
そこは田舎者の初老コンビ、お互いにそれぞれ湯船にタプタプお湯を貯めて入浴。
温かい。

風呂から出たら11時チェックアウトなんで準備。
そして宿を後にする。

地図と勘を頼りに新宿駅へ。
しかもなんちゃらなんちゃら線の新宿駅。
そこから一回乗り換えて下北へ。
今日は今回の上京のメイン「MITOHO SESSIONS」
ルロウズのみんなが全国でライブをして、観て聴いて
「これは!」と思ったみんなを集めて開くスーパーイベント。
なんてったってビル1棟借り!!
すげーぜ。会場はeraだったのですが、そこには
ライブハウス空間、スタジオ6つ、あとbarスペースみたいな場所があった。
その全てが今日一日ルロウズの支配下に!
僕らは昼前ぐらい会場に到着。
到着して4階のライブハウスに行くと、元気なルロウズのみんなと
元気なshiNmmがいた。
ちなみにこの日、元気なルロウズを見たのはこれっきり。
あとは少しずつ削られるように疲弊していってた。

イベントが始まる前にshiNmmと連れ立って近くのラーメン屋へ。
shiNmmは学くんはほどよく緊張。
あとはみんな東京に浮かれていた。確実に浮かれていた。
普段喰わないクレープを欲するくらいさないさんもゆかみりやも浮かれていた。
馬籠ちゃんは今日山口で開催される同窓の飲み会の幹事を下北からしていた。

イベントはmooolsからスタート。初見。
なんか空気が出来上がっていくのが分かるバンド。
最後は会場全体がmooolsの空気に包まれて終了。素晴らしいなぁ。
続いてANYO、でかい、音で描くものがでかい。いい。
この辺では疲れを感じさせながらも、赤倉くんは笑顔を見せていた。

電波パパ、TAMTAM、NETWORKS、OHTAKEKOHHAN、shiNmmと続き、ウサギ。
間に練習入れたので、OHTAKEKOHHANさんとNETWORKSは少ししか見れてないけど、金太郎飴みたいにどこを数秒切り取っても刺激的な演奏パフォーマンスをする人たちだった。

何故、練習?と思う方。正解。
この日、ウサギは3人編成。
やったことねぇ3人編成。
3人用のリアレンジを年末からかまして、なんとか漕ぎつけた感じだったので、
最終チェックは必須と練習を入れた。
練習はやってよかったとは思うけど、言うなればみんなが武器だと思ってくれてる単音のリフ絡みからみんなのうたみたいに分かり易いメロディへの流れなどが使えず、チャレンジには違いないが、バンドの強度は弱く、アレンヂの強度も弱めだった。
こういうときにはしっかりベストな形で練習を積み重ねてやりたいなぁと思うけど、人数20人揃えても無理なもんは無理。なら仕方がないね。
でも、3人版ではベースのなかたくさんが非常に頭と身体を使って短い時間で可能な限りのことをしてくれた。
僕もサキチヨさんも可能な限り頑張った。
しかし、良い意味で場所が悪かった。
「MITOHO SESSIONS」に付け焼刃は通用しない。
それを良くも悪くも痛感したライブだったように思う。
学習としては最高のものをいただいた。悔しいけどね。

それでもなんとかライブを終え、グリンミルク、music from the mars、H mountainsから昼の部最後のルロウズまで最高。高揚する感覚を味わせていただいた。
この頃、楽屋で赤倉くんに会うと顔面蒼白気味で目が充血していた。
もし初対面がいまだったら、僕は赤倉くんをASKA先輩や清原先輩、
またはアキラの息子や功の息子と同じカテゴリの方と
勘違いしてしまったかもしれない。

そんな赤倉くんのライブはキレッキレでポップでファニーで
オルタナだった。いろんな言いまわしはあると思うけど、
要はすげーカッコよかった。ただそれだけだ。

それだけのためにみんな多くの時間を割いたり、
優先順位を変えてバンドをしてると思うけど、
それがなかなかねぇ。
でも、ルロウズはカッコよかった。抜群にね。
犬見つけて遅刻する西田くんも抜群だった。

そして昼の部、大団円。機材などを移動。
ついでに飯を食いに外へ。
彷徨いあげて、餃子の王将。
疲れを感じていたので、レバーの炒め物を食う。

会場に戻ると夜の部の準備が着々と進んでいた。
夜の部は昨日に引き続き、二人で演奏。

スタジオライブ初めてだったけど楽しかった。
後から人のライブ見ながら、電気薄暗くすれば良かったとか、
アットホームな感じで進めれば良かったとか思い至るが、後の祭り。
でも、良いのだ。
次に活かせればそれは学習。

contiや花園distance、ボストンクルージングマニア、オクムラさんなど
有名な方々を贅沢な感じに拝見させていただく。
当たり前だけど、どこ見てもスゲー!と感受性を刺激されつつも
痛くなる足の裏や踵。
5Fで一旦座ると、もう寝てた。
起きたら喃語がやってる時間だったので、喃語とspartankixxを少しづつ観てFINISH。

時計を見ると早朝4時半。
そこからウダウダしてるとあっというまに5時。
いそいそと荷物をまとめて、下北を後にし、東京駅へ。

そう、6時半、東京駅発広島駅行の新幹線に乗り込み、
今日は広島で田舎者フェス。

次回は田舎者フェス3日目をお届けします。